先日も小瓶を流したけれど、そこには書ききれなかったことをまた書いて流そうかと思う
2ヶ月前配属されてからずっと親身になってくれていた上司
私が異動の告知を受けてからも愚痴を嫌な顔ひとつせず聞いてくれた上司
休みの日にふと顔を出して、何時間か雑談する中で「社内恋愛はだめだよね」みたいなことを言っていたので、ああこの人はそう思う人なのか、とひっそり線を引いた
仕事が出来て、お話も楽しくて、努力家で、とても尊敬していた人だった
元々私は先生といった万人に優しい人たちを好きになりやすかったし、追っかけていたし、その上司もそんなノリで大好きだった
上司という枠を超えて好きだったのかもしれないが、別に恋愛方面での好きではなかったはずだ
別の小瓶では「私が非常識なことを仕出かして」なんてことを書いたが、実際は未遂で終わったし、当務で起きてこない上司をただ外線で起こしたかったという
冗談めいた願望だった
仮眠から起きてこない上司を内線で起こすポストが存在して、それは当務であるから、とある事情故に女性である私は就けなかった
それでも「いつかそのポストに就いて、上司を叩き起してやるんです!」といろんな人に宣言していた
他の人の内線で起きてこない上司を絶対に起こしてやるんだという、謎の情熱に駆られていた
完全に上司、ましてや異性とかそういう目で見ていなかった
だから、異動間際のあの日、私が外線をかけて繋がらなかったことを報告した時、同僚から「愛だねぇ」とか「そんなに起こしたいんだったらLINE交換して電話した方が確実じゃない」と言われたが、違うのだ
愛でもないし、上司とLINE交換なんて恐れ多くてできない
また別の上司から「その上司を起こしたいんだったら結婚するしかないね」と言われたが、社内恋愛はだめだと言っていた人とは絶対にお付き合いはできないし、私は決してそんな目では見ていなかった
ただただ他愛のない話をずっとできるような、そんな関係でいたかったのだ
どれが引き金になったかわからないが、あの日以降、といっても異動までの2日だけだが、あれほど「寂しくなるね」と言っていた上司が、たくさん話しかけてくれていた上司が、事務連絡は笑って応じてくれるものの、私に話しかけなくなり、さらにはいないものとして振舞っていた
それがどうしても受け入れ難くて、許せなくて、私も意地になって、その上司に対して冷たく返してしまった
それでも最終日は笑って挨拶できるだろうなんて悠長なことを考えていたが
迎えた最終日はその前日よりひどかった
したのは挨拶だけ
同じ空間に20分ぐらいふたりきりでいたというのに、異動の挨拶すらできず、そのまま上司は当務明けで退勤
お礼の一つも言えないやつだと思われたくない一心で長文の書き置きを残してきたが、そこにも「上司として」尊敬していましたと書いた
私の失礼な態度、もしくは上司を電話で起こそうとする非常識な行動によって、上司があのようになるのはまだわかるのだ
ただ、私が上司に対して恋愛感情を持っていると上司が判断して、あのような態度になったとしたら、それだけは違うと言いたい
今となってはもう無理だけれども
異動間際の上司の態度を3週間引きずって、泣いて、その様子を見た知人からは「性欲の伴わない恋」だと言われたが、絶対に違う
違ってくれないと本当に困るのだ
恋とか愛とかそういう好きだと認識する前に「社内恋愛はだめ」だと線を引かれて、最終日に至っては完全に振られているようなもので
本当に不毛だ
異動して最初のうちはその上司のいる職場に戻りたかった
けれど異動して3週間のうちにいろいろあった
上司のいる職場とはもう連絡取らない、今のところで頑張ると雲の上の人に言ってみたり
異動先の上司がよく話を聞いてくれて、つっこんでくれて、その上司のことすらも考えるだけ無駄だよって言ってくれたりして
少しずつ少しずつ退路を断っていって、ようやく吹っ切れつつある
ほかの小瓶では吹っ切れたと書いたけど、どうしたってまだ泣いてしまう時もあるのだ
貴方にどう思われようとも、本当に大好きでした
ちゃんと時間通りに起きていらっしゃるでしょうか
もう戻ってこられないでしょうが、またどこかでお会いした時は笑顔で話しかけてください
それまで私のことを忘れていてください
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ななしさん
今更になりますが、「社内恋愛はダメ=結婚前提で付き合え」ですよ。
別れた後のごちゃごちゃを持ち込むようなめんどくさいことするなという圧力ですね。
つまり、黙って付き合って、別れても引きずらなければ、好きにしろってことです。例え、酷いことされて別れても、裁判するなということでもあります。
もしかしたら、一度そういうトラブルがあったのか、経験したのかもしれないですね。
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