しらすです。
また親友の話なんですが、
最後まで見ていってくれると嬉しいです。
だいちゃんに言われて、親友やめました。
今日は様子みで、置いていったんだ。
親友の家にいかずに、学校に行ったんだ。
8時より前に学校に着いたんだ。
そしたら、親友が早くって、
8時過ぎに来たんだ。
僕のクラスに来て、「彩芭いる?」って
キレ気味で来たんです。
僕は、親友の方に行くと、腕を掴まれて、
階段の近くに連れていかれた。
「階段を降りて」と言われて降りた。
「その辺で良いよ」と言われて、止まった。
「何されるのかな?」って思ってたら、
「もういいよって」言われたんだ。
「( ゚д゚)ポカーン」ってなった。
親友は自分の教室に帰っていった。
怖かった、掴まれた腕が痛かった。
目が怒ってた。
「怖い」ただそれだけだった。
8時20分、また友達が来た。
怒った目は変わらず、話しかけてきた。
「彩芭、独りで学校に行って良いよ」
「でもその代わり、8時10分に家出てな」
「あと、もう一緒に学校行かへんから」
って一方的に話されて、終わった。
えっ?待って?
もう一緒に学校行ってくれないの?
8時10分?
それ、遅刻しちゃう。
「えっ?」ってなった。
もう、すべてが終わった。
念願の解放。捨てられた悲しみが込み上げてくる。
嬉しいはずなのに、解放されたのに、悲しい?
学校だったから、泣きたいのをこらえた。
それなら、階段に連れていかれたとき、
突き落としてほしかった。
怪我をして「こいつにやられましたって」
早退したかった。
何?なんだったの?あれは?
自分より下に見たかっただけなの?
僕に無駄な体力を使わせたかっただけ?
わからない、分からないよ。
大好きだったはずの君に、恐怖を抱き、
「来ないで」と思った。
さようなら。
ごめんね、理想の親友になれなくて。
ごめんね、君を怒らせてばっかで。
ごめんね、ずっと仲良くできなくて。
ごめんね、君を愛せなくて。
ごめんね、全部僕が悪かった。
ありがとう、たくさん笑えた。
ありがとう、思い出がたくさん出来た。
ありがとう、いつも一緒にいてくれて。
ありがとう、優しくしてくれて。
ありがとう、こんな僕と親友になってくれて。
どうか、僕の事は忘れてね。
写真も、プリクラも手紙も全部捨てて良いよ。
君は、新しい親友を作ってね。
君が幸せになれますように。
僕はただ、君の幸せを望みます。