何もしたくない。自分は狂ってる。人間が人間に見えない。過去がとても遠くに思える。自分は愚か者のお手本のようだ。周囲の人たちが、なんだかとても幸せそうに見えるんだ。だからもうこの町にはいられない。嫌だな。嫌な過去が蘇り、どうともできない末期症状の現在がある。身動きとれない。
俺が子供のときに描いたクレヨンの絵、親が可燃ゴミの袋に入れて玄関に放り投げてあった。それ、おまえの物じゃないんだが。代わりに親のトロフィーをゴミ袋に投げ入れてやった。
両親は「情けない」「恥ずかしい」と他人の前で俺のことを表現する。そのときに、両親には出来るだけ苦しんで死んでほしいと思うのであった。
蚊がいる。部屋ごと燃やしたい気分だ。