LINEスタンプ 宛メとは?

だけど、だから、若い人たちへ。どうか「現実」に負けないで。

カテゴリ

これまで誰にも言えなかったこと……



わたし ほんとうは作家になりたかった。
小さなときからの夢だった。
大学行って、哲学とか民俗学とか宗教とか歴史とか勉強して、
例えばル=グウィンとかサン=テグジュペリとかみたいに、
子どものための果てしないファンタジーの中に、「ほんとうのこと」を伝えられる作家になりたかった。



でも、
おとなになってゆく過程のなかで、
いろんな「現実」に揉まれ、折り合いをつけるのに必死になりすぎて、
わたしは自分の感性を守れなかった。
ことばは創造のためではなく、自分を取り繕ったり人を傷つけるものでしかなくなって、
ことばに失望し、「日常」で使われるいくつかの決まったことば以外はどんどん失った。
もともと文才だってなかったけれど、いちばん悲しかったのは、
もう空を見上げても、海を眺めても、星空の向こうにも、ちいさな路地裏にも、
何の物語も見つけられなくなってしまったこと。
昔は目に映る、耳に留まるすべてがことばであり、物語だったのに。



いま、25歳。
それなりに自分で選んで、それなりにやり甲斐のある仕事をして、恋人だっているけれど、
「現実」にこころを擦り減らして、ぼろぼろになっている。
時間と金に縛られる毎日。
夢もない。
とても醜く恥ずかしい「おとな」の姿。

作家になる夢を捨てて「現実」を選んだのも、感性やことばを守りきれなかったのも、すべて自分の責任だから文句は言えない。



だけど、だから、若い人たちへ。

どうか「現実」に負けないで。
わたしのようにならないで。
子どものころからなりたかったものこそ、
あなたの一番大切な「現実」。



夢を、感性を、ことばを、あなたの物語を守ってください。
2008.4.15.21時

名前のない小瓶
289通目の宛名のないメール
小瓶を578人が拾った  保存0人 
この小瓶にお返事をする

誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います

▶ お返事の注意事項

お返事が届いています

ななしさん

大人になるって
どういう事?

いつだって夢見る気持ち
誰にだってあるはず。

大人はそれを
恥ずかしいから
忘れたんだよ。

だから現実に押し潰されるんだよ。

若いとかそんなの関係なしに
文才とかそんなの関係なしに
あなたの物語
作ればいんだよ!

忘れたから出来ないだけ。
忘れたなら思い出せばいい。

人生いつ死ぬかわからないんだから

ななしさん

逃げるなよ。
若い人にある現在は
あなたにある現在と
同時に流れている現在で
若い人の未来は
あなたの未来でもある
一番現実に負けてるのは
君だ
逃げながら
『逃げるな』
なんて言うなよ
となりで戦えよ
感性を無くしただなんて
逃げんなよ

ななしさん

私は19さいですが、私も小さな頃から作家になりたかった。だけど14さいの時からを境に、私も何かが失われていくのを感じてた。
自分はそんなつもりはなかったし、失いたくもなかったけれどそれは自分の意志に関係なく蝕まれた。
17歳…18歳と年月を重ねるにつれ見えなくなる何か。忘れていく何か。だけどそのかわり見えてくるものもありました。
たとえ物語を紡げなくても、「沢山のひと」じゃなくても「少しのまわりのひと」にでも言葉は紡げる。
あきらめようと、私は変形した言葉の感性で、おなじようにくすんだ感性の目をもつ人に何かを伝えていきたいと思いました。
文学部に入り、言葉とはなにかを学び、また違うカタチで紡いで行きたいし、そうしようと誓いました。

作家の夢が枯れても、そのとなりでまた違う種は産声をあげているはずです。
本当に消えて削れたのなら、あなたは感性の痩せたことにさえ気付かずに過ごして、その亡骸を見つめることも
このメールを送信することもなかったはず。

感性は巡るものです。姿形を変えようと、けっして滅びることのない呼吸。

だから、きっと大丈夫ですよ。私も戦ってます。

ななしさん

現実に負けないで、というメッセージがちゃんとあるじゃないですか*

伝えていけますよ十分。

ななしさん

289通目さんへ。

まだまだ25才若いですよ。
私はあなたの2倍、よりは多少若い年齢ですが、まだまだ作家になる夢は捨ててません。
私も、あなた位の時は、仕事に悩み苦しかったことや悲しかったことが、沢山ありました。
でもね、今はっきり思います。
それらは、私の財産だと。
そんなことがあって、今の私があるし、もっと言葉や感性が磨かれたと思います。
あなたも、今は勉強の時ではないでしょうか。
今を乗り越えたら、もっと違う自分に会えるはずです。
あなたこそ、夢を諦めないで下さい。
お笑いのエドハルミさんも、私位の年齢で、夢を追いかけつかみました。
自費出版でも、本は出せる時代です。
今の悔しさや、疲れたココロも、時が過ぎれば、力や元気になる時がきます。
25才は、まだまだ若いです!
夢を諦めず、追いかけてください。
大丈夫。
あなたは、自分の言葉をちゃんとみんなに届けられる人です。
諦めないで下さい。


長いメールでごめんなさい。

ななしさん

私は本が大好きで、今は高校生ですが、本に携わる仕事に就こうと思っています。実は、一時期作家も『将来やってみたい職業リスト(笑)』に入っていました。
今は司書か学芸員辺りを考えていたりします。
どんな職業に就くかは分かりませんが、上記の『本に携わる仕事』に就ける様に頑張りたい。
そう思いました。

ななしさん

今を辛いと感じる現実があるなら、夢を追いかけていても同じだったかもしれないですね…。


不幸を語る人は幸せをどうこう語るべきではない。
今を幸せだと語れるようになってからこうだあうだと訴えるべきです。

平凡はいけないんですか?
普通って良いですよ。
自分は今普通に生活できて幸せですよ。

by ろみひ~

ななしさん

作家になれなくとも、あなたは幸せになれます。

ななしさん

 今からでも全然遅くはないですよ。。。

私の好きな作家、三浦綾子氏は確か40歳ぐらいでデビューしました。

まぁ、私は普通に暮らす幸せもステキだと思いますが(*^_^*)

ななしさん

 少し現実から離れて、
そうだなぁ、外国にでも旅行してみたらどうでしょうか。

きっと物語が見つかりますよ。

この小瓶にお返事をする

誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います

▶ お返事の注意事項

以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

宛メのサポーター募集
お知らせ
お知らせ一覧
宛メサポーター募集 宛メで音楽 宛メのアドバイザー石渡ゆきこ弁護士 宛メのアドバイザーいのうえちかこ(心理士・カウンセラー) 悩み相談ができる相談所を集めたサイト
宛メについて
お返事のこころえ(利用者さんの言葉) 宛メに参加している人たち(利用者さんの言葉) 宛メとの出会い(利用者さんの言葉) 初めての方 Q&Aヘルプ 宛メ、サポーター募集! 運営委員のご紹介 運営委員ブログ 特定商取引法に基づく表示 みなさんの情報について(プライバシーポリシー) お問い合わせ 運営会社
twitter & facebook & instagram
フォローやいいね!すると宛メの情報が届きます。
緊急のお知らせなどもこちらから配信しますので、ぜひ登録をお願いします。
Follow Me