自分は皆より心が幼いのかもしれない。自分は他の人より精神年齢が低いのかもしれない。まず、口調が幼い気がする。文章を書いてみても、かっこいい文章にならない

自分は他の人より精神年齢が低いのかもしれない。

まず、口調が幼い気がする。文章を書いてみても、かっこいい文章にならない。

そして、相手の自分への対応にいちいち落ち込む。
私はもう中学生だから、小学生のように優しくやわらかい対応されなくて当たり前だ。
例えば、１人の友達と先生の指示を聞いているとする。
先生は友達には私よりも優しい言葉遣いで指示しているように聞こえる。
でも私にはとても硬い言い方をされているように感じる。
何か悪いことをした覚えはないけど、嫌われているのかと思うこともある。
被害者意識が強いだけかもしれないし、ただの気にしすぎなのかもしれない。
でも、怒っているのかとすごく気にしてしまう。嫌われているのかもと落ち込んでしまう。

あと、発達障害の兄のことをずっと理解できないままでいる。これが一番大きい。
自分には理解力がないのかもしれない。

兄は体は高校生だが、心は幼稚園児位だと感じている。
最近は風呂も入らないし、歯も磨かない。正直臭い。髭も生えていて不清潔だ。
だから、初対面でも「この人なんか変だな」ってわかる人はわかるかもしれない。

兄は大きい音で音楽をかけると落ち着くらしい。
私は今年受験生だから、大音量で音楽を聞かれてしまうとうるさくて集中できない。

兄は寂しいのか、よくちょっかいを出してくる。
ジーっと見てくる。よく顔を近づけてくる。変な顔をしてくる。「○○(私)ちゃーん」と手を振ってくることもある。
うっとおしい。気持ち悪いだけだ。

だいぶ前になるが、私の背後に立って「○○(私)のお尻ー‼」と言われた。本当に気持ちが悪かった。母にも言えなかった。

ご飯の時間が重ならないように時間をずらして食べているが、それでも同じ時間にご飯を食べにリビングに来る。
本当に嫌だ。夏休み中は家にいる時間が増えるから、自分が死んだほうがましだと思うこともある。

小学生の時は、朝会でちょっかいを出されて恥ずかしい思いをした。
学年の階に怒鳴り込みに来た。
卒業式の予行で暴れられた。その場に私もいたので、恥ずかしかった。
自分の卒業式で、その事を思い出してしまって嫌だった。
母に訴えても、「障害だから仕方ないでしょ」とあしらわれるだけだった。
自分はこんなに恥ずかしい思いをしたのに、こんなに辛い思いをしているのに、「仕方ない」だけですまされて悔しかった。
障害だから仕方がない。何度言われてもわかりきれない。
いつ兄が何をするかわからないから、小学校に行くことが正直怖かった。

障害だから仕方がないはずだ。兄本人だって辛いんだ。いい経験だと思って。
皆そう言う。母もそう言う。先生もそう言う。
でも、「仕方がない」が納得できない私は幼いと思う。心が狭い人間だと思う。

こんな人間が精神科医になりたいとか、障害のある人を助けたいとか、言える権利なんてない。
でも、兄の主治医に憧れた。配慮が必要な子と一緒に行動することもある。
先生にも任されることもあるし、自分からその子の面倒を見ている。

もう少し大きくなれば、心も成長するかな。兄のこともすべて許して、理解してあげられるかな。