とても仲良くしてくれていた同僚がいました。同僚は職場を辞めていますが、今も私と交流を持ってくれています。同僚が辞めてから色んなことが重なり、つい弱音を吐いてしまいました。私は同僚に対して何かしてほしいとかいうわけではなくただ弱音を吐きたかっただけのつもりでした。ですが、吐き出すうちに、同僚からの距離を徐々に感じるようになりました。単純に鬱陶しかったのだと思います。
いつまでも弱音を吐くのはやめる、ちゃんと前を向いていく、そう決めて、同僚には話を聞いてもらった感謝や謝罪を告げましたが、どこまで伝わったのかはわかりません。ただ一つ分かったのは、同僚と何気ないLINEのやりとりをする中で、同僚が私に対して早く離れたい、と思っていることです。言葉の端端から、私に対してイライラしたり、突き放すようなニュアンスをひしひしと感じました。自分と他人は違う、確かにその通りです。いつも同僚と話すたびにそう言っていました。ですが、そこに棘を感じるようになりました。それを私に言うな、他所に言ってほしい、私とあなたは違う。別に私はあなたの拠り所にはなり得ないし、そういったものにはなりたくない。冗談を交えながらも明確な拒絶を感じる言葉を受け、勝手に傷ついている自分があまりにも情けないです。今まで彼女と一年半、毎月ご飯を食べに行ったり遊びに行ったりしていましたが、きっと今後はできないのだろうな、と感じました。とても相手のことを考えてなくて自分勝手で最低だと、自分のことが嫌になりました。
弱音を吐かなければ良かった。ぐじぐじ言わなければ良かった。きっと彼女の中で私は仲の良い同僚からそういう面倒な人間、関わりたくない人間になってしまったのでしょう。私も自分自身が嫌いです。めんどくさくて恥ずかしい人間。
ずっと仲良くしていたかった。また来月もご飯行こうねって言いたかった。弱音吐いてごめん、聞いてくれてありがとう、前を向くねって言っても、もう手遅れでした。
近所の駅に行くと同僚との思い出を想起してしまいもうダメでした。辛いです。本当に辛い。同僚のことを思えばこのまま疎遠になるのが1番良いと思いますが、手放したくないと思う自分が恥ずかしい。みっともない。情けない。どうやったって戻れないのに、惨めで仕方ない。
ごめんねって謝ってもこれ以上は鬱陶しいとしか思われないと思い、もう言葉を送るのは辞めました。今はもう、ただ、辛い。弱音を吐かなければ良かった。何でこんなにダメな人間なんだろう。
同僚とこれまで通り仲良くしていたいと思ったけど、同僚はきっとそれを望んでない。ごめんね。本当にごめんね。今までありがとうね。ごめんね。
職場の関係って同じ問題を共有したり
目的に向かうから普通の友人より関係が濃い感じがするけど、辞めたら疎遠になることが多いですよ。もう中の人じゃないから。私も20年以上勤めたとこを辞めたのですが前の会社と取引はあるものの当時、一緒に残業したり協力しあっていた人たちはなんだか距離をとってきますし。
私のなかでは苦しい時を一緒に過ごした戦友のように思っていたんですが彼らからみるともう関係ない人と思ってるんだなと感じるのでただの知り合い程度に思うことにしました。あなたとは逆ですが、その職場を最後にしたときからもう関係者じゃなくなったんだなあと。うら寂しい感じもしますがお互いの人生が一瞬交差しただけなんだと、職場の関係ってそういうものなんだと割りきることにしました。でもあやまることでもないです。諸行は無常で、同じ時間はもう戻らない。絶え間なく変化するのであなたも相手の方も悪くないです。
このサイトを見つけてからは私は弱音や心の声は小瓶で流しています。