雀が巣に使う材料を咥えてたよ。
カラスたちがゴミを漁ってたよ。
菜の花が黄色くてきれいだよ。
春の空は薄ぼんやりしているね。
名前も知らない草花が次々と目覚める。
名前も知らない生き物が続々出てくる。
一生懸命は一生懸命という顔はしないんだ。
出来る事しか出来てない。
それがあんなに輝いて見える。
不器用な人間。
優しい春に怯えたりする。
生きてる輝きの強さに目眩がすることもあったよ。
燕達がまた遠くからやってきた。
響く愛の歌。
何一つ解らない。
知らない事ばかり。
知らなくても困らない。
でも知りたくなる事あるでしょ。
言葉でおしゃべりばかりしてきた。
だから忘れちゃったのね。
人間は忘れちゃったのよ。
だから何処かで何時も孤独。
何時か溶けるように無くなってしまう。
焦る気持ちもわかる。
でもいいや。
何時かやってきてくれるんだもん。
ほろ苦くて
華やかで
ちょっと騒がしくて
何処か優しい
春ですね。春ですよ。
おはようございます。