私は私が嫌い。
性格も容姿も嫌い。
全部嫌い。
昔からそうだった。
みんなそうだと思っていたけど、違うっていつからか気がついた。
みんなは自分が嫌いじゃないらしい。
好きなところが見当たらない私は、一体何？
私はもっと私が嫌いになった。
仕方がなかった。
私にとっては当たり前だったから、わざわざ言ったり、そんな素振りも見せなかった。
私だけが知ってた、私が嫌いなことを。
だって、どうせわからないでしょう？
私が私を嫌いな理由なんて。
簡単に言えば全部なのよ。
消えればいいのにって、他人事のように願ってしまうのよ。
子どもの頃に植え付けられたものって大人になってもそのままなのよ。
○○は私のことをブスと言った。
○○は私のことをデブと言った。
○○はきっとふざけていただけだし、悪気なんてなかったんだよ。
ただ、言いたかっただけなのかもしれないし、イライラしてただけなのかもしれない。
私に悪口を言ってスッキリしたかったのかもしれない。
○○のお陰で私は気づくことができたよ。
「私はブス、私はデブ。何をしたって無駄。誰も私を好きにならない。かわいい服なんて私にはもったいない。私にはおこがましい。だって私はブスでデブなんだから。」ってね。
そんな私にも、大切な家族が居るし友達だって居る。
こんな私を「好き」で、そばにいてくれる。
申し訳ない気持ちと、大切にしないとって気持ち。
あとはいつまで私のそばにいてくれるのかという、不安・・・。
消えたいなんて言えない。
きっと私なんかのために悲しんでくれるから。
なんの価値も無い、私なんかのために。
でも時々胸がギューっとして苦しくて、息が浅くなる。
虚しくて悲しくて、消えたくなる。
こんな私でごめんなさいって大切な人に謝りたい。
嫌いって気持ちが溢れかえってバラバラになってしまいそうになる。
そうなる度に自分を抱きしめて、大丈夫って言い聞かせる。
何が大丈夫なのかわからないけど、大丈夫大丈夫って自分を抱きしめる・・・。
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私はきっとずっと私を嫌いなままだと思います。
同じような気持ちになる人が、ここまで読んでくれているのかと思います。
自分が嫌いなんておかしい
自分を愛するべきだ
そういう方も居るかもしれないですが、本当に難しいことです。
少なからず、私にとっては。
その考え方は素敵だと思いますし否定はしませんが、私の考えも否定しないで欲しいんです。
自分を好きになれる人って、その人の才能のような気が、私はします。
それが私にはない。
それだけの事。
嫌いでもいいと思います。
仕方ないんです。
私は私が嫌いですが、「好きなこと」はあるんです。
音楽聴いたり、歌ったり、本を読んだり、何かを作ったり・・・。
それをしてる自分が好き！
とはなりませんが。
そういう「好きなこと」をすることで、「自分が嫌い」から少し離れていられる気がするんです。
あなたにとっての「好きなこと」をして嫌いって気持ちを少しでも遠くに置いて、たとえ一瞬でも忘れたり、離すだけでも違うと思います。
思い出してしまう時もきっとあります。
私もそうです。
嫌いで嫌いで消えてしまえばいいのにって気持ちでいっぱいになります。
それでも、命は捨てたりしないで欲しいです。
これを読んでくれた、あなたには生きていて欲しいんです。
私も自分が嫌い。
でも生きています。
理由なんてなんでもいいんです。
好きなことがある、大切な人が居る、楽しみなことがある、食べたいものがある、欲しいものがある・・・。
なんでもいいですから。
あなたも、生きていてください。
私も生きるから。
お願いします。
読んでくれて、ありがとうございました。
あなたが生きていてくれたなら、私は嬉しい。
