親が教師。今とても辛い。私は母のように頭は良くなく、クラスでは中の下くらいです。今回のテストで、いつもより低い点数を取ってしまいました

謝らなくていいと思いますよ。 そこで謝るとあなたは親のために勉強しているということになってしまいますよね。
学校の先生って世間体をとにかく気にする生き物だと思います。 先生の子供なんだから進学校に行って当たり前とか先生の子供なんだから勉強ができて当たり前とか、 周りがそういう目で見ているという事もありますが学校の先生ってとにかく見栄っ張りなんだと思います。 だから自分の子供が優秀な成績をとっていないと、 日頃生徒たちに勉強しろって言っている先生としては、立場上自分の子供が勉強ができないっていうのはプライドが許さないんだと思います。
それは自分の子供をモノとして見ているからだと思います。
親は親であって子供は子供、 親がスポーツ選手で子供が運動が苦手だったら、 それって子供が親に対して申し訳ないと思わなきゃいけないことでしょうか？
あなたは今あまり良い点数が取れなかったことに対して親に申し訳ないと感じているようですが、 あなたが良い点数が取れなかった事と親が教師であることは別です。
自分が教師という職業上自分の子供が優秀でないと恥ずかしいと感じているのはあなたの問題ではなく親自身の問題です。
人って良いところもあればそうではないところももちろんありますよね。
例えば勉強はあまり得意じゃないけど絵を描くのが上手とか、 明るい性格で友達が多いとか。 良いところもそうではないところも含めて あなたという一人の人間なわけで 親はそういうありのままのあなたを無条件に愛するべきだと私は思います。
良い成績を取った時は、 さすがは自分の子供だって褒めちぎったりして、 そうでない時は 非難したりして、 それって無条件の愛ではないですよね？ そういうのは条件付きの愛情って言うんだと思います。
学歴はその人の一部にすぎません。 高学歴の人が人間としても素晴らしいかどうかは その人に寄ります。
気分を害されたら申し訳ないですがあなたの親は先生という職業でとても勉強ができる人なんでしょうが、 自分の子供を 成績で 褒めたりけなしたり するというのは人として あるべき姿だと言えるでしょうか？
失礼ながら私はそうは思いません。 ましてやそれが自分の子供ならば勉強ができようができまいが、 唯一無二の存在なわけで 成績の良し悪しで子供の扱いを変えるというのは大人として どうかなと思います。 たとえどんなあなたであっても親だけはいつも子供の味方っていうのが無条件の愛情だと私は思います。
学校の先生っていうのは いわゆる一般企業とは違って学校という狭い世界の中で生きている人たちなので、 学歴だけで人を判断するという思考の人が多いです。 職員室ではどの先生の子供がどこの大学に進学したとか、 そういう 偏差値を競い合って自分の子供自慢をするみたいですよ。
だからあなたの親も自分の子供のことをただ自慢したいだけなんですよ。 そういう親のエゴに対してあなたが応えられなかったとしても申し訳ないとか思う必要は全くありません。 あなたは親のために生きているわけではないのです。
良い点数が取れても取れなかったとしても あなたであることに変わりはありません。
だからそういうことで自分を否定したりしなくていいと思います。
親であれば、 健康に生まれてきてくれてありがとう、 自分たちの所に生まれてきてくれてありがとうって思うべきではないでしょうか。
親のためにあまり自分を消耗させないでくださいね。