「私が生きてるからいけない。
私が生きてるからみんなに迷惑をかける。」
「私なんてこの世にいらない存在なんだ」と、思うほどの苦しい出来事や体験をしてこられたんですね。
そういう環境や体験をしていれば、そう思ってしまうのは当然だと思います。
だけど、あなたのメールを読んで、それだけの体験をして生き抜いてこられたあなたは、私には、この世に入らない存在だと思いませんでした。生きててごめんなさいとあやまることなんて一つもないと思いました。
それだけの苦しみを味わった痛みを知っているあなたは、誰かの痛みや苦しみをわかろうとする人になれるんだろうと思いました。
私は、生きていて、人の痛みや苦しみを「わかろうと」する人がどれだけ少ないのかを知って本当に愕然としました。
死にたいほどのものすごい痛みや苦しみを味わった人でないと、人を思いやるということがわからないしできないんだと思います。
そういう思いをしたことが無い人は、自分が人を傷つけるようなことをしていても、分からないです。
あなたは、自分が感じている痛みも苦しみも、ここにちゃんと書いていました。逃げずに受け止めていました。
誰にでもできることではないです。
私は、痛みや苦しみを感じないように逃げて見ようともしない人を沢山見てきました。
その結果、人を平気で傷つけるのにそれが自分でわからない。
どうか、幸せになってほしいです。
そのような苦しい思いをしたあなたには、この世界で誰かの力になれることが絶対あると思います。