ただ好きなだけ、ってのが私には出来ない。
物事に対しても、人に対しても。
好きと憎しみはセット。
愛憎というには大袈裟だと思う。
しっくり来る言葉が無い。
純粋に好き!ってのが私には出来ない。
そんな訳で、後悔してる事がある。
2ヶ月前に別れた人だったり、はたまた数年前の事だったり、幼少期の忘れられない事だったり。
2ヶ月前の人は、私が急に振って別れた。
相手にチャンスなんて与えなかった。
相手からすれば、猶予を貰うことすら出来ず振られた事が悔しいだろう。辛いだろう。
でもごめん。自分が納得できる別れ方は、急に振られて孤独感に貶められる貴方を見ることだった。私は貴方が大嫌いだし、貴方に愛情を感じてもいる。本当は、貴方にこそ私を、私だけを愛して欲しかったし、私を手放さないで欲しかった。けれど私が手放した。私が貴方を愛さなくなった。自分が駄目になってる。貴方と別れて、自分の問題点にようやく目を向けられたと思う。ずっと気付かないふりだとか、かっこつけて逃げてた。解決策は何も見つかっていないけどね、過去1自分と向き合えたと思う。恋愛ごときと馬鹿にしていたかった自分。恋愛ごときに自分という存在をつき動かされたよね。今も、きっとあと数年後までも、貴方への情はこびり付くように残ってるんだなぁ。
私にとっての愛情は、記憶と許し。とにかく記憶に刻むこと、全てを受け入れること。それ以外には、何かを愛する術を持ち合わせていない。
誰か1人だけを愛せる自信がない。
でも貴方だけを愛した時はあった。
私は一途ではないから、相手には浮気して良いよと言う。浮気性のくせに、こっちには俺だけで居てとか、追いかけて欲しいだとか言ってくる。ださい。女々しい。きらい、好き、ごめん。貴方だけを愛してみようかと、気まぐれだったんだ。浮気してどうぞ!!ともはや寿司ざんまいばりに浮気を推奨してるまである私が、一途な人間である訳が無いんだなばーか。浮気良いすよ!って言っときゃ、努力しなくても良い恋愛が出来る。相手にもっとずっと愛されていたい!ってのが、私には無い。でもなぁ。あーあ、好きだったのにな。駄目過ぎる。高プライド、未練多し。
愛せた気になっているだけなのかも、と思うと酷く怖い。
貴方には、幸せでいてほしい。この世の人類が皆くたばっても、貴方には生きてほしい。こんな風に思ったことは今までなかった。
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