私はつくづく無頓着だなと感じる。
他人のことに興味がない。
好きな物、嫌いな物。
性格、趣味嗜好、関係性。
そんなものは道具のように思える。
共感されて、何がいいの。
褒められて、何がいいの。
仲良くなって、何がいいの。
そんな風に思う瞬間がある。
自分という存在を認められる。
大変、尊い行いでしょう。
類は友を呼ぶ。
なら、私は友がいない。
友人という存在がいる。
ただ、それは成り行きに過ぎない。
私と友人になりたくてなったわけじゃない。
なってしまったから友人と呼ぶ。
そんな関係性でしかないんだ。
そう感じるのは私のせいだ。
私は友人・知り合いはもちろん、
家族でさえ、本心を話したことが無い。
だから、孤独を感じる。
自業自得だ。
これからも、そのように生きてくしかない。
だって、本心を話したくないものだ。
話して、どうなるっていうのか。
私という存在の本質を見られたくない。
ただ、それだけだ。
自分のためなんだ。結局のところ。
覚悟を決めよう。
これからも自分だけが頼りだと。
だったら、無頓着でも孤独でも構わない。
私は、選んだことに他ならないのだから。
