今朝のめざましテレビの占い。
いて座は2位でした。
いいことあるかなってわくわくしながら家を出ました。
でも、学校についてふと鞄を見ると、そこについていたはずのキーホルダーがないんです。
誰かからもらったとかそういうのではないけど、大切なキーホルダー。
すぐに部室や教室までの道を探しました。
でもありません。
電車に乗ったときはあったと友達が証言してくれたので、駅から学校までの間で落としたんだろうと思い、放課後に探そうと決め、そのまま授業を受けました。
そのことばかり考えてしまってなんにも手につかなかったです。
授業中こっそりと携帯を開き、『どや顔のくまのキーホルダーを見なかったか』と友達に聞いたり、グリーでぐちったりしていました。
そして放課後。
わたしは早く探しに行きたかったのですが、文化祭の係会やら何やらがあって少し出るのが遅くなってしまいました。
もしかしたら誰かに拾われてしまったかもしれない。
思考はネガティブな方へシフトしていきます。
でも一応探そうと思い、わたしは下駄箱へ向かいました。
そこで同じ部活の男子と出会いました。
暇そうだったので一緒に探してくれないかと頼むと、彼は快く了承してくれました。
そして彼と連れ立って駅へ。
やっぱり見つかりません。
『きっと見つかる』と彼は言ってくれたけど、いよいよ絶望感が心を支配してきます。
諦めきれなかったわたしは、電車のなかで落としたかもしれないという、最後の望みにかけることにしました。
一旦学校に戻り、落とし物や部室の中をもう1度確認しました。
やっぱり見つからず、泣きそうな気分になっていたとき。
一緒に探してくれていた彼から電話が。
その内容は、『みつかった』というものでした。
わたしは走りました。
中庭に行くと、そこにはまた別の友達が。(授業中にメールをしたとき、探してみると言ってくれた子。元同じ部活で、いまはバレー部。)
その子の手には、まぎれもなくわたしのキーホルダー。
彼女の話によると、わたしのキーホルダーを探しに行こうとして部室のドアを開けたら、部室の前にあったベンチのところに置いてあったそうです。きっと誰かが拾ってきて置いたんだろうと言ってました。
誰だか分からないけど、拾ってくれたバレー部の方に感謝です。
探してくれた彼にも、見つけてくれた彼女にも、グリーを見てコメントをくれたみんなにも。
感謝の気持ちでいっぱいです。
見つからないと思っていたのに戻ってきて、しかもそれはみんなの協力と偶然があってのことで。
本当に嬉しいです。
わたしは1人じゃないんだって、思わせてくれるような出来事でした。
見つかったどやさまはうちの守り神にしようと思います。(ちゃんと添付できているか不安ですが、添付した写真がどやさまです。)
[写真]
やっぱりいて座が2位だという占いは当たっていました。
そしてさらに嬉しかったこと。
駅へ探しに行く前、友達と先輩と出会いました。
グリーを見てくれていて、わたしたちが何をしているかすぐに分かってくれました。
広い学校の真ん中で5人、丸くなって笑いあう。
これが青春なんだ、と直感的に思いました。
そんななんでもないようなことだけど、すごく嬉しかったんです。
今日のことはきっとずっと思い出として心に残ると思います。
4月から学年があがり、環境も変わります。
不安だけど、楽しくやっていける。
そんな予感がしました。
高1(4月から高2) なお