なんかもう、全部嫌になっちゃった。親が情緒不安定だと、こっちが機嫌を伺わなきゃいけない。そうやって親のせいにしてるけど、一番クソなのは自分

(⚠️長文駄文注意)
なんかもう、全部嫌になっちゃった
親が情緒不安定だと、こっちが機嫌を伺わなきゃいけない。
そうやって親のせいにしてるけど、一番クソなのは自分。


凄い偏った表現になってしまうけど、父親は精神病兼学歴厨。母親は情緒不安定で、意味もなく突然怒りだす。そんな家で生まれて、今も一緒にいる。一人で暮らす金も能力も無いから。


幼少から常に周囲の顔色を伺って生きてきたような気がする。中途半端に勉強ができて、好奇心旺盛なので、色んなことを教わった。同年代の子と比べてやや物知りだったので、自分は頭が良いのだと思い込んでいた。


先述の通り、父親が学歴厨なので、勉強における競争を余儀なくされた。私はただ勉強が好きなだけで、努力自体は大嫌いだったので当然詰めが甘くてボロが出る。怒られた。でも、小学校の内容なら理解は容易だったため、特段困ることはなかった。


中学の頃は、周囲の影響を受けていたのか、気がつけば私は立派な選民思想を持つ学歴厨へと変貌していた。実際は李徴よろしく卑屈の塊だったが、自分は選ばれし者だという自惚れによりメンタルは守られていた。


大人しくしてはいたが、やはり顔に驕りが出ていたんだと思う。問題児に目をつけられた。いじめられた。大いに自尊心は傷つけられた。自分の矮小さを自覚した。自分はゴミなんだ。調子に乗りすぎていた。反省しなければ。


それで、高校生になってからは、気取らず、目立たず、誰とでも分け隔てなく接することにした。これをなんと形容するか。八方美人だ。友達が出来なくなった。余談だけど、地○少年花子くんにピンク髪の男の子いたよね。あの子と経験が一致しすぎてびっくりしちゃった。


高校入りたてのこのときは、ものすごく勉強を頑張っていた。
頑張ったら自分の努力とか、内面とかを褒めてくれるんじゃないかって思ってた。中学の反動で承認欲求モンスターになっていた。
ただ、実際はテストの点数や順位とかを褒められるだけだった。
自分の頑張りではなく、結果だけが一人歩きしていた。
知らない同級生に名前だけ知られてて、「ああ、○○さんだ！いつも順位表に載ってる人だよね！」とか言われたりもした。
努力したら「天才」順位が下がったら「手抜いてるんじゃね？」とも言われた。
なにそれ。気持ちわり。


頑張れば頑張るほど、周りの人間から自分が形骸化していくのが辛くって、その後数ヶ月ほど授業に出なかった。逃げたんだ。


周囲からは当然責められた。五者面談とかやらされた。三者面談は担任と親と自分で面談するやつだけど、五者面談は学年主任と担任と両親と自分が参加するんだ。要は一対四でフルボッコにされるのよ。まあ授業バックレた私が悪いんだけどさ。


あれほど肩を持ってくれてた人達が一斉に問い詰めてくるの。面談の最後にこう言われたんだ。「本音で話してくれなきゃ伝わんないよ」って。


多分善意で言ってくれたんだろうね。でもさ、自分より権力のある大人に囲まれて、「テストの点や順位なんかより、自分の内面を褒めて欲しかったんです。頑張るほどに周囲が抱く私のイメージが実際の自分と解離していくのが怖かったんです。それでこのような浅ましい行動に出てしまいました。申し訳ありません。」
なんて、言えると思うかい？言えない私が悪い？ごもっともだね…


結局、私には退学する勇気なんてなくて、ただの一時的な気の迷いでしたってことにして、何事もなかったかのように復学して卒業した。惨めで哀れだね。


あとは…何だっけ、受験生のときに体調滅茶苦茶悪くなって、思うように勉強できなくなったときも、周りに罵詈雑言言われたなあ…それでメンタルぶっ壊して、今もたまに薬飲んでるんだ。


こうやって書いてしまうと、あたかも周りがクソみたいに見えてしまうかもしれない。でもさ、結局悪いのは私なんだよ。余計なこと考えずに、大人しくそこそこ勉強してれば良かったんだ。座学はまずまずできるんだからさ。
内面を認めろなんておこがましいこと求めちゃったからこんなことになったんだ。
結果さえ出せば外ッ面だけでも嬉しそうに褒めてくれるんだからさ。身の丈に合わない承認欲求なんか捨てちまいなよ。


…結局さ、僕の内面には一文の価値も無いんだなって、分かっていたけど認めたくなくて、全部空回りして、何がしたかったのかな。


ただ私は、お前そのものに価値があるんだよって、言って欲しかったように思うんだ。
私がゴミだから言われなかったのかな。考えても無駄か。虚しい。嫌だ。つらい。


ここまで読んでくれた人、どうもありがとう。