※姉妹ネタ、長文、閲覧注意
母子家庭だった。
母親と妹との三人で
小学校から高校卒業までを過ごした。
妹は
当時から母親ととても相性が良かった。
性格も似ていて 話も合ったらしい。
気が強く 社交性に溢れ 友達も多い
「今どきの女子」て感じの人間だった。
私は真逆で
幼い頃父親にそっくりと言われていた。
性格としてはいつでも
より一人の時間を求める傾向にあった。
物珍しさからか
周囲の人間は一旦近寄ってくるのだが
あまりにも関係を保つ気のない私に
多分 傷つき 呆れ 諦めて離れていった。
私の方はその一連の流れを
ちょっと面白いなと思って見ている
という変な病を患っていたので
べつになんともなかった。
はっきりいって 思考回路が違いすぎる。
母親が全く同じ愚痴話を私と妹にした時
私の時は盛り下がって収集つかない位
重い雰囲気に なったのに対し
妹の時は 異様に盛り上がって騒いでて
若干 引いた事が決定打となった。
(今でもあれは軽くトラウマ
そんなわけで 家は妙に居心地が悪く
高校卒業後 私は家出を決行した。
二人が買い物に出た隙に 金だけ持って
弾かれるように逃げだした。
それから なんやかんやで
私はめでたく相手を見つけ籍を入れた。
妹は勉強の甲斐あって看護師になった。
母親は自分の両親である
祖父母の近くに職場と住まいを移した。
こないだの帰省で
母親の家に泊まらせてもらった。
最初の数日
帰ってきていた妹と会ったが
もはや 見知った面影はなくなっていた。
母親そっくりで しかも美人。
確実に道で会ったら 私が避けて歩く
そんなタイプの女になっていた。
会話を恐れていたら
しっかりしろよと言われてしまった。
その直後 地元へ帰っていった。
母親の声を
妹と聞き違える場面もあった。
妹と母親は年を経るにつれ
なんだかお互いに似てくるようだ。
昔と変わらない
親しい人間同士のつきあいを続けている。
似た者同士では気苦労も多かろうが
そんなこともないのだろうか。
ただ妹と親は
ずーっと前からそうだったのだ。
なんてことを 帰ってきた日から
理由もなく頻繁に考えていたが
今日になってぼろぼろ泣いた。
いつも無駄で効率が悪い私のやり方で
どれだけ二人を傷つけたことか。
考えてみれば二人を全く知らないし。
謝るにも 親しくなるにも
後だしだと思われそうで気が引ける。
時が経ちすぎてものすごく怖い。
辛うじて
母親と ぽつぽつ会話はできている。
少しずつではあるが
今度は自分から逃げないようにしたい。
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ななしさん
お手紙を読んでたら、最後しみじみしてしまいました。
これからは、ゆっくりペースでいいと思いました。
まいたん
ななしさん
小瓶主さん、頑張って来られたんだと思います。
あなたは素敵な人だよ。
ななしさん
非常に冷静に過去を見詰めている
あなたが此処にいる
特別に非常識な事をして来たわけでなし
母子家庭の長女としての経験者でしか解らない「何かが」有ったのでしょうね
いや、何かがとは…あなたに失礼だね
母子家庭に対する、未熟な考え、知らず知らずに放されるイジメの数々…
そんな中であなたは妹を不敏に思い姉としてやるべき事はして来てるはず
でもこの世は不条理だね 若いあなたに耐えられる術もない
苦労したんだね…誰にも解ってもらえ無かったんだね…
今、あなたは新しい船出のスタートをきりましたね
人生の航路は漣も有れば大波小波も日常茶飯事に起こります
順風満帆に航海出来ないのが「人生航路」です
やがて生まれるであろう赤ちゃんに「望み」を託そうよ
あなたのお母さんや妹さんの笑顔が浮かんできますょ…私には。
かってな憶測で御免ね
紫煙
ななしさん
<font color=#ff0000>投稿者さんからお返事きたよ</font><br>
小瓶主です
皆さん暖かいお返事ありがとうございます
今だから色々考えることができるように
なりました
お返事にもあるように文字どおり
あの時期は未熟な期間だったと思います
成長を考えられなかった自分が今は
とても悔やまれてなりません
でもいくら考えても過去は過去…
これから覆せるかまだ分かりませんが
ずっと私の課題だと思っています
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