家族の話。長文です。
2日前、
「忘れると思うから、言っとく。
誕生日おめでとう。」
今日、
「じいちゃんからプレゼント預かった。
忘れないうちに渡しとく。」
私の誕生日は、明日。
もう、祝うような歳ではない。
分かってはいるけど、
そういう意味じゃないのも
分かっているつもりだけど、
ここ数年、言われているから、
ふと思う。
「あ。
忘れるぐらいどうでもいいことかぁ。」
と。
贅沢だと思うけど、
私が居ることを祝ってほしいな。
無理か。
家族がダメなのだから、
他に誰が「居ていいよ」なんて、
言ってくれるのか。
この小瓶が流れ着く頃には、
とっくに誕生日は終わっているけれど、
どうしても、誰かに聞いてほしくて、
小瓶を流します。
拾ってくださった方、ごめんね。
ありがとう。