差別が許せない。もう、許せない。白人の差別主義者が許せない。だからこそ、日本人で他の人種や国籍の人を差別する人ももう許せない

もう、許せない。白人の差別主義者が許せない。だからこそ、日本人で他の人種や国籍の人を差別する人ももう許せない。人ではなく、その主義を憎むべきなのだろうけれど、私は自分の日々の生活の中での白人の差別主義者の高慢が許せない。アメリカで日々起こっているようなアフリカ系の人たちが殺されるようなヘイトクライムは言うまでもなく。日々有色人種が受ける、指摘しにくい差別的扱い、マイクロアグレション。差別をする者でありながら、反人種差別主義者のふりをして、いざ利害関係が生まれると本来持っていた醜い差別意識をあからさまにしてくる輩、民主的人種差別。この日々積み重なる指摘しにくい差別で苛まれる心身、その影響は数ある研究ですでに証明されている。世代に渡って苦しめられる人々。差別的な扱いを受けた親が、そのストレスを子どもにぶつけて虐待になる。虐待までせずとも、ストレスで機能が低下しニグレクトとはいかないまでも、子どもに愛情を注いであげられない瞬間が増える、ストレスを緩和して生き抜くために親が依存行為に走る、その子どもがそれによって苦しむ。差別をする輩は、児童虐待をしている人と同じ。彼らが与える苦しみやストレスによって、一番の被害を被るのは、マイノリティーの中でも弱者である子どもだからだ。私は、これを自分の仕事でも私生活でも嫌という程見てきた。高慢、無知、なんと恥ずべき性質。白人至上主義をやめろ。白人に馬鹿にされながら生きてる者たちが、白人を贔屓目で見る。嫌な目あったことがないであろう他の有色人種を偏見の目で見る、この矛盾。目を覚ませ。白人が富を得た、美の基準を支配した、背景を見ろ。他の有色人種を差別する犬に成り下がるな。アジア人同士で差別をし合うな、もっと弱い立場のグループを見下げ痛めつけることをするな。同じ人種にあっては、社会的地位や経済力、外見、性別、性的指向などで、他人に差別的な扱いをするな。そうしてる輩は児童虐待者と同じ。苦しめられた者のしわ寄せの先に子どもがいることが多いからだ。少しでも声をあげろ、何かできる形で声をあげろ、せめて差別撤廃の動きに賛成の意を示せ。何もしない人たちは、差別主義者と同じ。虐待の加担者と同じ。私は、被害者たちを支援する仕事をしているけれど、それがもう十分でないことはよく分かった。精神疾患の根には必ずこの醜い、なにかしらの差別があるからだ。何かによって差別されている側の人に、人目につかなくてもいいから何か労りを。その状況が変わるための何かミクロの行為でもいいから行動を、旗を振ってデモなどしなくてもいいからミクロの行動を。その少しの勇気が、子どもに幸せな瞬間を与える。子どもを守ることになる。一人一人の心の底での一念が、きっと周りの人、コミュニティーを、国を、変えていく。