ごめん。私は強くないみたい。
黒い気持ちに支配されたら私は人間としておしまいだと思う。
大好きな貴方の幸せを願えてこそ、本当に貴方を愛している証拠になるんだろう。
そう思って、なるべくそんなことを考えないように頑張ってきた。
でも、だめだ。
やっぱり、私がその隣であってほしかった。
今の女に向ける貴方の笑顔さえも憎らしい。
良い結婚できなければいいよ。子供に恵まれなきゃいいよ。ギスギスした家庭になればいいよ。
どうせ私には叶わなかったこと。どうせ私には縁がなかったこと。
私だけ悲しんで貴方だけ幸せなのは納得いかない。