高校2年生の女です。友達や家族は大切です。
私はきっと幸せです。
ですが、彼らのことでさえも冷めた目で見てしまう。
友達とのおしゃべりでも、学校の行事でも、家族との時間でさえも。
世界の様々な理不尽や不平等を目の当たりにする度に、少しずつこの世界が嫌いになっていきます。
そういう嫌いな世界に「わたし」がいて、これから先も生きていかなければいけない。
私は家族でさえもくだらないと思うことがあります。私はずっと父親からの理不尽に耐え続けてきました。
両親の不仲により3年前から父とは別居しています。なので私は母と二人です。
兄を虐待する父親。そんな家に寄り付かなくなった母親。
重苦しい空気が常に漂っている家の中で、私はさっさとこんな楽しくもない日常なんて終わってしまえばいいと願っていました。
なので別居すると聞いた時は飛び跳ねて喜びました。
勉強は好きだったし、友達は数少なかったけどいた。
でも学校なんてのもくだらなかった。
高校に上がってからは父親と離れた反動もあってか性格も明るくなって、友達も増えた。
だけど、ずっと何もかもが冷めて見える。
楽しいはずの文化祭や体育祭、友達との時間も、その時は楽しくても家に帰って一人になった途端心が冷めていく。
相手は私に良くしてくれるのに、私は相手を本気で愛せない。大切なはずなのに。
こんな自分が意味分かりません。このままじゃいけないんです。
私は死にたいとは思いません。
この世界は嫌いですが、それでもどうにかして生きます。
幸せになりたいんです。人を本気で大切にしたいし、愛したい。
世界を好きになりたい。
人を貶める大人や、世間体しか気にしない教師、利己主義な女や、子供を平気で捨てる親や、動物を商売道具にして稼いでいる動物園やサーカス、女に手を上げる男。
こんな汚いものばかりの世界は大嫌いだしうんざりです。
それでも好きになるしかないんです。そうじゃなきゃ本当に人生地獄です。
それでも好きになれる要素はどこにありますか?