昔の日本では、自分のことを強く想ってくれている人が、自分の夢に出てくるのだと信じられていました。
今とは逆ですね。
そんなの馬鹿げてると今の人達は言うかもしれませんが、私は、実は本当だったりして、と思っています。
だって死んだ人が夢枕に立つなんてありふれたお話だし、私も、そういう経験をしたことがあります。
だから、もしかすると、あなたの夢に出てくるあの人は本当に現実にいる人で、何かのご縁であなたのことを想ってくれているのかもしれませんよ?
だって、人間の夢の世界には、その人が今まで見たことがある人しか出てこないのです。
それはただの通りすがりの人かもしれないし、友達の友達の友達を写真で見ただけかもしれないけど、確かに見たことがある顔のはずなのです。
そう思ったら、少しは心が温まりませんか。
どうせ死ぬなら、夢の世界のあの人の腕の中よりも、現実の世界のあの人の腕の中にしたいと思いませんか。
きっとあの人は、今もあなたを想ってくれています。
強く、想っています。