お母さんは機嫌が悪くなると自分がばあちゃんからされた酷い嫁いびりの話を持ち出してくる
そしてお父さんを責める
お父さんは良くも悪くも何もしない人
お金のこと私たち子どものことなど全てお母さん任せ
お母さんがどんなにいびられてようがそれで泣いていようがなにもアクションを起こさない
そのことをお母さんは未だに根に持っているのだろう
35年前の話だ
「あと10年だけ耐えてみろ、どんなにひどくても10年経てば丸くなる」とお母さんは自分の母から言われ、10年どころか今の今まで耐えている
(「10年だけ〜」と言ったばあちゃん自身は婿取りなのだが………)
お母さんは「何処の馬の骨とも知らない女〜以下略」という思わず笑ってしまうような言葉で迎えられ嫁に来た
忍耐は美徳と言うが、人権や法律を尊重、遵守されている場所であることが前提だと思う
そうでない場所でする忍耐は自傷、憎しみ、怒り、そのようなものしか生まない
それらは耐えれば耐えた分だけ深く、強くなり、蝕み、心から離れない
お母さんは憎しみをお父さんにぶつけている
私がお母さんできることはなんだろう