私はどうやって死ぬまで過ごすのだろうか。
今、とても大事な選択を間違えてしまった気がしている。
就職がしたい(正しくは早く稼いで親へ今まで自分にかかってきた「コスト」を利子付きで返済したい、そしてすっきり死にたい)から専門性の高い高校を選んだ。
しかし周囲の家族は揃って大学へ行くべきという。
だから私は大学に行くことを選び、専門よりも普通の学科を頑張った。
越えられない壁を感じた。
偏差値48の高校で中の上程度の成績では、到底大学には受からない。
今更偏差値48がさらに頑張ったって、偏差値が60超えるはずもない。
すでに頑張って48なのだから。
お金の方も問題だ。
我が家は決して裕福ではない。
元社長の祖父が亡くなったら私は奨学金なしでは大学に通えないだろう。
大学に行く授業選択ではなく、専門学校や就職に強くなる授業選択をするべきだった。
このままだと学力が全く足りないから大学には受からない。
専門学校に行くための理由が「お金がないから」じゃ自然な熱意もやる気もないし、受かりそうもない。
就職の理由が「学力不足」じゃ採用されない。
消極的に生き、ようやく積極的な行動を取ったと思ったら動機が消極的だったり、とにかくひどい生き方、安全で楽な方に逃げてきた生き方のツケがもう来たのだろうか。
進路希望調査には「大学」と書いてしまった。
しかし自分の意思は「就職」だ。
ちょうどいい選択は「専門」だ。
今更進路指導の方向を変えてくれと言って、先生は聞き入れるだろうか。