3,4通目の方へ
お返事ありがとうございます。
あなたは不思議な魅力を持った方ですね。
言葉の一つ一つだけを見ると傷つく言葉も並んでいるのに不思議と嫌な感じがしないんです。
それどころか人を笑顔にしたいという気持ちが強く強く伝わってきます。
文字だけでこれだけのエネルギーを感じるので実際にお会いしたら、たくさんの元気がもらえそうです。
でも、その輝きの中に影を感じたりもします。
あなた自身、これまでにあなたにしかわかり得ない道を経て現在があると、そう感じました。
この小瓶を流した時は、自分が笑われたというよりは、人が溢れる街中などで何かを馬鹿にしたような下品な笑い声。
いわゆる嘲笑を耳にすることが多かったことから、自分のこれまでのことと、その思いを綴らせていただきました。
あなたのお返事を読んでずっと考えていました。
あなたが僕に何を伝えたかったのか。
自分のコンプレックスを欠点だと決めつけてしまったらそこからは苦しみしか生まれない。
あなたのお返事を読んでそう感じました。
宛メをしばらくお休みしている間、職場でリーダー職を任されるようになって、自分に足りないものが何なのかも何となくわかってきました。
それは自信でした。
今の自分で良いという自信。
自分に自信がない時はコンプレックスを隠すことに必死でした。
胸を目立たなくさせるためにさらしを巻いたり、なるべくしゃべらないようにしてました。
でも今はもうコンプレックスを隠すことを止めました。
最大のきっかけはリーダー職を任されたことですね。
どうしても色々な人と話さないといけないんです。
自分の声のこととか気にしていられないほどに差し迫った状況でコミュニケーションを取り続けているうちに、少しずつ、少しずつ、何かが掴めてきました。
自分の中にあるものは武器にできる。
そう感じるようになりました。
だからあなたの言葉。
「人を笑顔にできる装備」という考え方。
凄く伝わってきますね。
あなたの言葉にとても勇気がもらえました。
今の僕は自分のコンプレックスをネタにできるほどではないので、くじけそうになったらあなたの言葉を思い出してみます。
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