ここのような場所には、家族とうまくいっていない人がたくさんいます。そして小さい頃から家庭になんらかの問題があった人には、自己肯定感の低い人が多いと感じます。
私もその一人です。
「普通の」人に相談してもなかなか出てこない助言ですが、家族であろうと恩人であろうと、自分の存在価値を脅かすほどに深刻な問題があるなら、関係を断つ、という選択肢も考えた方がよいと思います。
正直簡単ではないです。この国は親や親族といい関係を保っている前提で物事を判断される機会が多く、どんなに詳しく経緯を説明しようと「親さえ尊敬できない人」「親とさえうまくいかない人」というレッテルを簡単に貼られてしまいます。
また完全な育児放棄でもない限り、「育てられた恩」といった一般的な恩義、モラルがずっと心の足かせになります。だからあっさりお勧めすることはできません。
それでも、自分は死んだ方がいいのではないか、生きている意味がないのではないか、と考えてしまうような環境なら、変える努力をすべきだと思います。他人は簡単に変えられないので、自分が変わるんです。
親から愛情や自己肯定感を与えてもらえなかった人は、自分で自分に与えるしかありません。自分が生きていてもいいということ、この世界において自分にも価値があるということを、自分で認めてあげるしかないんです。
いきなり家族と縁切りのような極端な結論に走らないまでも、少なくとも距離を置いて、自分を守りやすくしてはどうでしょうか。その上で、自分とじっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。
あがいてさえいれば、きっと何かが見つかるはずです。そしてここに書き込みに来た主さんならできるはずです。それはつまり、まだ自分を完全に諦めきってはいないということですから。
少しでも心安らかな日が主さんに訪れるよう祈っています。
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