精一杯努力して、背伸びして、疲れてしまっているのかもしれませんね。
今までの主さんの頑張りと今の結果をみて、素直にすごいなと思います!
原動力が何であったにせよ、それだけ努力をして実っているという事実は揺るぎません。
努力しようと思っても結局やりきれなかった私からすると、本当に...どう言葉にすればいいかもわからないくらいに尊敬します。
誇っていいと思いますよ!
「甘えたい」ということについて、発達心理学目線でお話をしていきますね。
よかったら読んでみてください。
「甘える」という行為は、動物にとって生きる上で欠かせない能力のうちの一つです。
産まれたと同時に危険にさらされ食べ物を得なければならない生き物は、より強い者に守り育ててもらう必要があります。
そこで発揮されるのが、母性本能をくすぐる能力です。
見た目が可愛かったり、働きかけに反応したり、自ら働きかけてきたり....
その、自主的な働きかけが「甘える」という行為です。
「甘える」という行為によって周囲が反応したことを喜びに感じることで、それが成功体験となって「甘えると欲求を満たしてくれるぞ!」=「甘えたい」という心理が生まれてきます。
その心理は、強い成功体験のひとつになるので、一生涯持ち合わせる欲求になります。
しかし、幼い頃は「甘えたい」という気持ちばかりであったのが、「甘えること以外でも認められた
い」という承認欲求に成長していき、自立心が生まれてきます。
それを自我の芽生えといいます。
そうして、だんだんと大人になっていくにつれて、「親に甘える」ということに対して「甘えたい」とあう欲求と「自立した人間でありたい」という気持ちがせめぎ合うようになっていきます。
しかし、「甘えたい」という欲求は消えるわけではないので、それを満たすために他人を求めていくようになります。
好きな人ができたら恋人になりたいと思ったり、結婚をしたいと思ったりするのは、単に遺伝子を残したいという生命体としての欲求だけではないのです。
こういった気持ちを満たすために、「甘えたい」という気持ちに対して応えてくれる人を求めて、その人と生涯を共にする安心感を得ようとしているのです。
ですから、主さんが「甘えたい」と思うことは、全く変なことではありません。
ましてや主さんは、(私のこの文章でいくと)「自立する」ということで周囲に承認されていることが多いように感じるので、「甘える」ということで周囲からの承認を得ようとすることが少なく、「甘えたい」という気持ちが抑え込まれてきていたのではないでしょうか?
おそらく、それもあって人と関わることが苦手なのに感じるのではないでしょうか?
ここからは私の昔話になります。
私も幼い頃から「しっかりしてる子」でした。
テストは満点でないと「もうダメだ」と思ってしまっていましたし、生徒会などにも所属して人望がある方だったと思います。
しかし、その人望は「こうしたら周りは喜ぶだろうな」と考えた上での行動の結果であって、自らの気持ちに沿って過ごした結果ではなかったのでとても虚しくて...。
周囲からは「なんでもできる子」と思われているのに、実際には自己肯定感が低いというギャップがしんどかったです。
結局、その仮面は剥がれ落ちて、高校生の頃はもうグダグダでした。
大学生になると、学部によるためか、似たような感覚の人が集まる場が多く、素の自分を曝け出せるようになりました。
そして、その自分を否定せず、受け止めてもらうという体験をしました。
そこでのびのびとやっていましたが、社会人になると、職場にはいろんな人がいますよね...。
配属先も運が悪かったようで、見事に鬱になってしまいました。
鬱になるとものすごく自分が重くなるんです。
「こんな重い自分を受け止めて支えてくれる人なんかいない。」と思っていましたが、その期間に出会ってお付き合いしてくれた男性も、私に寄り添おうとしてくれていました。
それぞれ理由があって別れてしまいましたが、彼らの支えのおかげで自己肯定感が上がり、とても感謝しています。
その期間に知り合った友達も、優しく見守ってくれ、ほどほどに連絡をくれます。
弱い私を知っている人たちの方が、よっぽど私にとっては良い関わりのできる人たちなのだと気付きました。
「甘えたい」と思ったときに甘えた方がいいのだなぁと、30を手前にしてようやく実感してきたところです。
今日も、結婚したばかりの旦那と「○○(私)はどうしたいんだ?」という内容で喧嘩になりました。
自己肯定感が低い私には「したいと自ら思うこと」がないので困ってしまうのですが、旦那からすると、「○○(私)の希望を叶えたい」という気持ちでいっぱいなようです。
甘やかしたいそうなんですよ。
そして私も、時々甘えてくる旦那を「可愛い」と思います。
とても「可愛い」といえる見た目ではないのですが、不思議なことです。笑
人との関わりは、成功と失敗があるように感じますが、合う人と合わない人がいるだけです。
男女問わず、勇気を持って甘えてみて、ダメだったら合わない人ということです。
その人以外にもたくさん人はいるので、少々凹んで、それで次に行ってしまいましょう!
主さんが甘えてくれるのを待っている人が、世界のどこかに必ずいますよ。
この小瓶を拾って、お返事をしたいと思った私がいるのですから、主さんの繋がっている世界の中に必ずいます。
それはすぐかもしれないし、しばらく後かもしれないですが、大丈夫です!
主さんが安心して甘えることができる人とはやく出会えますように。
長々と失礼しました。
・・・小瓶を見る