家に居るのが辛いので一人暮らしがしたい。
というのも家族全員が個々として私をストレスの捌け口に使っている。
毎日ドカドカ走り回って人と喋る時は要領を得ずただキンキンと喚くばかりの喋り声と、頼んでもいないのにおざなりな家事をしては毎日私はこんなに頑張ってる!!もっと感謝しろ!!とマウントをとってくる気持ち悪い母方の祖母と。
自分の考えと経験がこの世のなにより正しいと意見を譲らず会話のまるで成り立たない母方の祖父。
誰のおかげで飯が食えてるのかと威張り、拗ねたりキレると平気で人を殴りつけ喚き散らし、自分の悪い所がまるで考えられない絶対に謝れない父親。
機嫌が悪いとすぐに物音を立て夜中に死ねと叫び暴れ回り、ソリの合わない実親や家の事を何もしない父に対するありとあらゆる恨み辛み負の感情を全て私に押し付けて、私はこの世で1番可哀想と悲劇ぶりを寝る事も許さずに八つ当たりし続ける母親。
(おまけに今は家には居ないが、人にさんざ迷惑を掛け自分の好き勝手に生きている癖に私の職を「自分は夢の為に生きてるのによくつまらなそうな仕事ができるね」と意識高いマウントを掛けてくる名前だけの声優のフリーターの姉)
毎日「今日は機嫌がいいかな?」「キッチンに人が居るかな?」「鉢合わせしたくないな」と神経を使い。
部屋にこもって自分の趣味を楽しむ時でさえ部屋の外から聞こえてくる騒音や怒鳴り声にビクビクして何も出来ず、決まって夜には母が愚痴をこぼすためだけに私の部屋に侵入してくるのでいつのまにか自分の好きな事は無くなってしまった。
家族の全員に注意や諭すといった行為は火に油で話しかけられた時は機嫌を損ねないよう黙って俯いてじっと耐えて凌いでいる。
基本解決の仕様のない、解決しようとも思わない癖に「なぁどうおもう?」「こうおもわない?」「俺が私が正しいよな?」等の疑問を投げかけて無理矢理私の意見を聞こうとする。
意見を言っても聞き入れる訳もなく否定と言い訳しかしないくせに、言ったら言ったで殴るくせに、理不尽を堪えても不機嫌に怯える私は泣きながら知らないわからない許してと耳を塞いでしまう。
最後には決まって「ま、お前にはこの辛さわからんよな」と鼻で笑われて終わります。
毎日こんな調子で、家では何も喋れずに家族の顔色を伺うためだけに生きてきた。
行きたい学校も家族がダメだと言ったから就職した。
就職先も親がいいと言ったからソコにした。
行う事の全てに親の許可が必要で、私自身親の意見がないと行動できなくなってしまった。
せめて家にいる生活費としての金を一切受け取ってくれなかったが、受け取らない代わりにいつもの当てつけるように貧乏による不幸を声高らかに母が謳い上げる。
宥めようと距離を縮めようと理解しようと穏やかに接する事を勤めれば余計にぶつけられるストレスが増えた。
私は家族のゴミ箱として立派に生きていた。
そんな中、ゴミ箱としての要領がとうとう満タンになり、異常なストレスで体調を壊してしまい、先月ついに仕事を辞めた。
会社側も日に日に疲弊していく私を哀れと思い会社都合にして退職させてもらった。(すぐに退職金が貰えるため)
ふと、金なら貯めたし出ていくなら今なのではないか?と一人暮らしを画策した。
家族にもそう宣言した、止めるものはいなかった。
怖いほどあっさり受け止められた。
行動を起こしてからは早く
とっとと物件を選び内覧して仮契約して審査も終えて大家の審査も終えていざ本契約をしにいくぞと何度目かの不動産に足を運ぼうとしてる最中。
母が突然動悸がすると苦しみだした。
別に不思議な事ではなく2ヶ月に何度かは同じような事で慌て出す。
母は不摂生で好きな時に好きな物を食べ散らかし酒をよく飲みおまけに昼夜逆転の不眠生活なので思い当たる節はなんだってある。
その上いつもオーバーリアクションでこちらの興味を引こうとする。
いつもの事。
いつもの事なのに。
もうこれで縁を切ってやるお前らなんざ捨ててやるという思いで家を出ようとしたのに。
毎日毎日あんなゴミみたいな扱われ方本当に辛かったのに、
1度も謝ってくれたこともないのに、
家を出ていく準備はほぼ完璧だったのに、
苦しい、病院に連れて行って、と縋り着いてきた母親の姿が脳裏に焼き付いてしまい。
本契約の誓約最中だったのに、あと少しだったのに、
どうしようもなく家を出ることに罪悪感が募りあがってしまい、
見捨てられないと思っでしまい、
土壇場になりせっかくの物件を断ってしまった。
一人暮らしが唯一の希望だったのに、
家から逃げ出せるチャンスだったのに、
それをおじゃんにしてしまった。
土壇場でやっぱりダメ、できない、許されないと取り乱してしまった。
もう何も考えられなくなってしまった。
私はこれからどうすればいいのだろう
。
あれだけしたかった一人暮らしなのに、挫けた勢いと共に萎んでしまって今はなんの感情もわかなくなってしまった。
振り出しに戻ってしまった。
私はどうすればいいんだろう。
なにがやりたいんだろう。
という齢24になりたての女の愚痴。
自分の人生なのに、いい歳して自分の事を決められないグズグズなダメ人間の愚痴。