誕生日に初めて親に感謝。私は先月遂に40歳の誕生日を迎えました。この40年本当に色々な事があったな。父方の祖父も母方の祖

私は先月遂に40歳の誕生日を迎えました。

この40年本当に色々な事があったな。
父方の祖父も母方の祖父も父もアルコール依存と酒乱で毎日怒鳴り声と暴力に怯えて過ごした子供時代。
裸足で走って近所のおじさんに助けを求めた日もあった。
そんな家庭だったので私が16歳の時に両親と妹が引っ越したけど私は一人祖父母の家に残った。

それから真面目に生きることをしないで気づけば私も薬やアルコールの依存症になってた。
拒食で栄養失調になって倒れて食べる代わりにひたすら手首と上腕を切ってた。
逃げるように結婚して何をしても空しくてお腹抱えてバカ笑いすることも出来なくなって。
素面でいられず何かしらで麻痺させてた。

両親が離婚して父はさらにお酒の量が増えて幻聴と妄想から引越しまでして、引越し先でも幻聴と妄想から罪を犯した。
実の父が留置されて娘の私が着替えを届けたりして、私は切なさでいっぱいだった。
母は母で父との離婚前から不倫をしていたし、その後も妻子ある学校の教諭と不倫。

私は父も母も一人の人間である前に私の親、という認識と願望が強く完璧な親を求めてた。
だから人道に外れたことを許せないし、弱いところを見たくもなかった。
自分の理想の親でないから親のせいにして自分はわがまま放題。

そんな中で父は死んで変わり果てた父との対面、死亡日時も推定だし死因すら不詳。
48歳で突然逝ってしまって私は責めることも出来なくなってどこにぶつければいいの？って、そんな父と結婚した母に矛先が向いて。

でも先月私の誕生日がきて初めて、

「あぁ 40年前の今日、母が私を産んだんだな。産んでくれたんだなぁ。」

って思ったら自然と涙が出てきて、「ありがとう」って気持ちになりました。

私も40歳にしてやっと感謝できて若い頃は(産んでくれない方が良かったのに、なんで私を産んだんだろう？)と思ってた。
そして今だってとても安定して平凡な暮らしではないけど、でも苦しいとか辛いとか感じて涙を流しても、
あのコンビニスイーツ美味しいな、とか、疲れてもソファーでゴロンって休めるとか、そんな小さいことすら親が産んでくれなかったら味わえないことで。

私も常に消えたい死にたいって思って何度も病院に入れられたけど、もう諦めて生きてます。
この世に産み落とされて「今」がある以上、もう今までのことも自分の環境も受け入れて生きるしかないんだな、って思ってます。

今死にたいって思ってる人もその先生きてたらどうなってるか分からないから、どうにか踏ん張って欲しい。