好きなお話しの中で
星新一 著 未来イソップ収録
「ある夜の物語」
が在る
ヨウツベにもアップされてるので其方も参考に。
と在るクリスマスの夜ある青年の元にサンタクロースが現れた。
サンタは青年に
「どんなモノでも願いを1つ叶えて差し上げます、何をお望みで？」
と問うた。
青年は色々考え願いが浮かんでは消え浮かんでは消えて行った。
そしてふと想った
自分にその権利を受け取る資格が在るのか？と
青年はサンタに言った
「この権利を別の人の所に行ってその人の願いを叶えてあげて下さい」
と
その青年は少しだけ幸せな気持ちに成った。
そしてサンタは次の人の元を訪れた
そしてその人も色々考え何故私の所に来たのか？とサンタに聞いた
サンタは「ある方に貴女の所に行くようにと言われたので」
と言うとその人も次の人にその権利を別の人に譲った
その人も幸せな気持ちに成った。
サンタが行く先々で願いを叶えられる権利を聞いても最後には次の人にその権利を譲る事に成りその人も幸せな気持ちに成った。
そして再びサンタは別の人の元に現れ・・・
その願い事の権利を誰かがつかったのか？
日付は変わり
そして最後に一番幸せな気持ちに成ったのは・・・・
サンタ
でした。
人が人のことを想い自分の権利を人に譲る
受けた恩を誰かのために恩を贈る
そしてその権利を受けた人がまた別の人の為に何かをする権利を譲る。
好きなお話し。
さて、自分の所にサンタさんが来て同じごとを聞かれたら果たして自分は何を想いなにをか願うのか？
又は誰かのためにその貴重な権利を譲るのか？
どうかな？
親切は人の為ならず。
好きな言葉でも在り嫌いな言葉でも在る。
俺も色んな人から沢山の有形無形の恩や好意を貰っている。
誰かのために何かをする時も在る、まあ、それは自分のエゴの為、欲の為だけなんだけどね。
さて、如何するか？
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ななしさん
星新一さんの本、私も好きです！
サンタのお話、多分読んだことあるんだけどおぼろげでした。
十六夜さんの素敵な言葉付きで、なおいっそう感慨深く思い出すことができて、なんだか温かい気持ちになりました。
また図書館で借りてこよっかなぁー。
ななしさん
いい話でした。
何でも叶える権利を人に譲るかー。そんな発想、自分にはなかったわ。うーん、考えさせられた。
十六夜さん、いい話をありがとう。
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