自分には何もいいところがない。大学で、ある程度したい勉強を出来ている筈なのに、なんで自分がこの勉強をしたいのか、と考えると、答えが出ない。
そもそもなんで自分は存在しているのか。一緒にいてくれる人は結構いる。けれどもその人達にメリットなんて無いはずだ。自分といたって、良いことなんて無いのに。どうしていてくれるのか。
価値が無いものは捨てられる。実用性がなくたって、その人にとって価値があると思えれば、それは大切にされる。でも、私は違う。
夜毎、なんで生きてるのか考えて、分からなくて、ふと死にたいと思う。
きっと死ぬのは嫌なんだろうけど、でも、ふわっと風にのるように、いつのまにか消え去りたい。無くなりたい。それは何なのだろう。死なのか、それとも違うのか。
わからないんだ。なにもかも。自分が何なのかも。
答えが無くてもいいんだって、そう人は言うけれど、でも、私は自分の価値を見出せないから、答えなんて出せないから、だから消えたいんだ。きっとあなたにはわからないだろう。
だってなにもない、私のことだもの。私とは何もないのに、あるもの、そんな曖昧すぎる存在なのだから。