どうして僕は告白してしまったんだろうか。
同性の君に、一方的な感情を聞かせたところで答えは決まっているのに。
驚くよね?そりゃ、何度も泊まりに行ったし。
隣で寝たやつが実は心の中で友達卒業したがっていたなんて、想像もしなかっただろう。
ましてや遊びに誘ってくるのはいつも君で。
僕が迷惑っぽくたまに避けると泣いてしまったのも君で。
かなしいから?さびしいから?
君の考えがさっぱりわからなかった。
気がつくと隣にいてくれた。
僕が不機嫌で泣かしても、どうしてか君はまた僕のところへやってきた。
わかんないんだよ、それが何でだったのか。
あの台風の日、増水した川を自転車で一緒に見に行っただろう?
激しく荒れる流れを見て、あの向こうに行きたいと思ったんだ。
向こう岸じゃない。
川底のまっくらな向こう側に。
誰にも言えなくて、いつもそんな事考えてた。
彼女とはうまくいかなくて。
それどころか一緒にいれば好きになると思ったのに、なれなくて……
僕にはいきる価値ないのかな、て。
『帰ろう?』
と君が言ってくれなかったら、僕はどこかに行ってしまったかもしれない。
僕はたぶん君に連れ戻された。
なのに、君がその頃から自分の体を傷つけていたことに気づかなかった。ばかだ。
ごめん……
一体君の何を見ていたんだろうね。
一緒にいたいから一緒にいるんだということが、こんなに身勝手で傲慢なことだなんて知らなかった。
君は理解者を探していたのかい。
きっと僕はそれに相応しくなかったんだね。
電話で告白したら君は泣いた。
ごめん。
いつか大人になって再会したら、またお互いの彼女を紹介しようと約束した。
僕に、いるわけがないよ。
……君はいまどこにいますか?
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傷つきながら歩いていくのだね、その人は君にとって大事な人であり続ける。他の誰かがあなたにこれからできてもできなくても、彼は特別だね。
楽しかった思い出は消えてなくなったりなんかしないんだよ。確かな思い出もあるから、それがあなたの支えになるよ
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