苦しくて死にたい。私は発達障害がある。今までどんなに頑張っても友達出来なかった。そして主人も二人の子供たちも発達障害がある

2通目のお返事をくださった方へ

見知らぬ私に返事を下さってありがとうございました。
たくさんのアドバイス頂いて、今後の参考にしたいと思います。

友達の事もありがとうございます。
色んな人がいて色んな価値観があることを認め合うのも分かっているんです。
でも独特な考え方を良いふうに取ってくださる方がいないのです。
いつもぽつんと一人になるのです。
あなたの発達障害のある方への対応、素晴らしいと思います。
私も上の子も、きっとあなたといれば楽しく過ごせるのだろうなぁって思います。

今、上の子（毎日通学型の通信制高校生の女の子）は同級生の友達がいません。
学校はクラス単位で動かないといけないので、孤立は本当に苦しいものです。
娘は自分よりも人を優先します。
発達障害の特性上、そうしないと友達が出来ないと思っているからです。
約束も守るし、人が傷つくことは言いません。
でもうまくいきません。
相手を優先しているのに、私は我慢しているのに、私の事を邪険にすると、落ち込み、身体症状が出て、不登校になります。
環境が変わってもその繰り返しです。
娘も考え方が変わればいいのでしょうけど、特性なのか簡単には変わりません。
そんな娘が苦しんでいるのを助けてあげられず、発達障害を持った私から発達障害を持つ娘が産まれたことが申し訳ないのです。
私は友達がいなくても別にいいのですが（授業参観も一人で見てますし）、娘が一人なのが苦しいのです。
孤独に悩む娘がつらいのです。

発達障害の本をたくさん読んで私が学んだことは学校の同級生の友達は無理だけれども、趣味や興味があるものの仲間を作ることは出来るという事。

現在、うつ状態にあるので、元気になってきたら娘の好きなことを沢山させて、学校以外の仲間を作れたらと思います。

あなたのような方に将来、巡り合えますように。
あなたの返信で、きちんとした対応を取れる方がいらっしゃると知ることが出来たこと、本当に感謝します。
未来に少しだけ希望を持つことが出来ました。

あなたが返信をくださったこと、忘れません。
有難う御座いました。

1通目のお返事を下さった方へ

お返事ありがとうございました。
きっと誰からも返事が来ないだろうと思っていましたので、嬉しかったです。

申し訳ないのですが、子供は娘でして、女子特有の群れる事が苦手です。
友達は欲しいから、一生懸命に空気を読もうとしますがうまく読めず・・・はじかれていじめられて・・・孤独という訳です。
とうとう不登校になってしまいました。（何度も不登校になって頑張って復活して、また不登校の繰り返し）
人にものすごく気を使って合わせようとします。自分より相手を優先します。そうしないと過去の経験から友達になれないと思うのです。
我慢しています。
それがきついのだと思います。
学校とはみんなに合わせていかないといけないもので。

娘も「親にはたくさんしてもらって有り難い」と引っ越す前の発達の先生にラインで書いて送ってくれる話をその先生から聞きました。
すべては分かってあげられないけど、娘が家庭で「生きていてもいいんだ」と思えるように、あなたが仰ったように、美味しい食べ物を用意し、いっぱい笑って眠れるようにしてあげようと思います。

私も発達障害特性で仕事をいきなり辞め、次の職場が見つからず娘も調子がこんなふうで、落ち込みますけど、主人が働いてくれるお陰で毎日生きていけます。
感謝しながら、先は見えないですけど、きっとあのときは苦しかったけど生きててよかったねって言えるように、今は一歩一歩進んでいこうと思います。

こんな私に返事を書いてくださってありがとうございました。
あなたが返事くださったこと、忘れません。

私の同僚はネットを活用しています。
「発達障害 気を付けること」
「発達障害 迷惑をかける」
「発達障害 伝え方」
「発達障害 仕事の指示」
などで検索すれば、専門外来のサイト、当事者の手記のブログ、当事者の周りにいる人の苦悩や疑問、接し方で工夫したことなどがたくさん出てきます。
そういうものも、ひとつも役には立ちませんか？支援対象にならないレベルであるなら、自分に必要な情報を選り分けて試してみることは可能ではないか、と思っています。

あと、強く強く言いたいのは「理解してもらえないと友達になれない」は絶対に違うってことです。
まったく性格が合わない、またはまったく趣味が合わない友人や恋人がいる人、山ほどいます。私にも「それの何が面白いのか全然わからん…」てことにハマってる人が何人かいます。

その場合、関係が穏やかに保てるか否かは「お互いがお互いにとって害にならない」って点につきると私は思います。
アイドルが好きなのはいい。
でも興味ない人を無理にライブに連れていき、無理にコールさせるのは良くない。
そういう線引きをするかしないか、だけ。何もかも丸ごと理解してもらえなければ友達になれない、なんてことはありません。

例えば、私の友人は発達障害なのですが、時間を守る&待ち合わせ場所に到着する、ということが壊滅的に下手です。
そこで、何人かで遊びに行く時は、彼女とは待ち合わせをしません。仮にディズニーランドに行く場合、「(あなた以外のメンバーは)10時から行ってるよ」とだけ伝えます。
彼女は自分が来れる時間に来て、着いたら「今着いたよ」と私達に連絡します。そうすると仲間の1人が入口まで彼女を迎えに行きます。アトラクションに並んでいたりして動けない時は「今から○○に乗るから待ってて」と伝え、終わったら合流します。
彼女を待たない。
園内を彼女1人で歩かせない。
たったこれだけで、誰も困らず遊べます。

後は、彼女は結構失言が多いので、日常的な雑談は基本振らないことにしています。次どこに行こうか？何食べる？みたいな、その場で必要な要件だけを話すようにします。
彼女の方から雑談を振ってきたら聞きます。
発達障害の人との付き合い方って何が正しいのか正直よく知らないんですけど、発達障害の特性が害になるなら、そもそもその特性が発揮されないようにすればいいってだけのことでは？と、私達は思っています。

お子さんも「理解」なんて大層なものでなく、こういう少しの配慮だけで、ほとんど誰にも負担をかけず過ごすことが出来るかもしれません。
それには、自分をわかってもらおうと説明することより、まずトラブルの元になりそうなものは自ら排除しとくのがいいんじゃないかなと思います。
失言が多いなら発言は最低限とか、約束を守るのが苦手なら最初から約束はしないとか…私の友人もそうでした。過去にものすごくいろいろな失敗をしたようで、その場で自分が出来ること、周りからもらえるものだけで満足しようとしてる、控えめで臆病な人でした。
それで「少なくとも害にならない」実績を積み上げたから、今度は周りの私達が「途中から参加でもいいから、一緒に行こう」「待ち合わせの時間決めなくていいよ」など、歩み寄りを見せたんだと思います。

生活スタイルや法的な支援は素人なので何とも言えませんが、こと友達を作るに関してだけはそう強く思ったので、書きました。

息子さんもあなたも、辛いですね。

上の息子さんを励まさないで、ただ側にいてあげてください。
辛さも努力も、誰もわかってくれなくても、あなたがわかってあげてるじゃないですか。
息子さんの好きな食べ物を買ってあげたり、作ってあげたりしてあげてください。想いが伝わることを祈っています。

あなたも乗り越えようと思わないで、今日よりほんの少しいい明日を迎えられるように、どうか自分を甘やかしてあげてください。
美味しいものを食べて、好きなテレビでも見て、ぐっすり眠ってください。
明日は明日の風が吹く…明日の風が、心地よいものでありますように。