小さい頃から家族の顔色を伺って生きてきました。
仲の悪い母と祖母。
給料日になると帰って来なくなる借金塗れの父と。
祖母に逆らえないストレスからアル中の、優しい祖父。
そして兄。
食卓は常に真ん中から半分に別れてて、祖母の食事を食べれば母に叱られ、食べ無ければ祖母が機嫌を損ねる。
給料日の度に大喧嘩をする両親の間で伝言ゲームのように挟まれて。
毎日借金の催促電話には両親は出掛けていますと嘘を吐いて過ごした。
そんな家族を上手く、怒らせないように、気に触らないようにと空気を表情を読むことに必死でいるうちに。
私はすっかり人の顔色を伺う癖がついた。
私が上手く先回りして立ち回れば、面倒な事が怒らなくて済む。
学校にいっても、親戚の家に行っても、友達にも極端に気を使うようになった。
正直、人と過ごすのはとても体力を消費するから嫌いだ。
あの人、この人、とにかく全てを察して諦める、誤魔化す、心にも無い事を言ってみたり、嘘をついたり。
人に合わせて自分を殺しているうちに。
沢山の私が生まれてしまった。
友達用の私。
両親用の私。
会社用の私。
親戚、上司、ネット、祖母、兄夫婦、あの人この人そっちこっち。
最早私にも、私がどれだったのか分からなくなった。
とにかく疲れた。
私は一体どこだろう。
甘えるってどうやるんだ。
素直さって何をすれば手に入るんだ。
私らしい私とはどれだ。
多分この世で一番私を理解できないのは私自身で、いっそ全てリセットしたい。
私は私自身を全て消してしまいたい。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
全ての私、に共通なものがあります。
相手を、そして自分を苛立たせないために、争わないこと。そのための他者優先ではないでしょうか。それは主さんが元々持っている気質だと思います。バランスを取ること、調停者であること、とても素晴らしい気質です。
でも、どれほど素晴らしい気質でもやり過ぎると、自分の欲求がわからなくなる。わからなくなったって気が付きて良かったね。
お祖母さんもお母さんも主さんを頼っているのです。それが出来た主さんなんです。
でも気がついたら少しづつ止めませんか。
他者を優先できる一見とても成熟しているように見えるその行為はホンモノじゃないんだから。
出来なくてもいいから、あ、これはやりすぎたな、本当の自分は嫌だったなときちんと自覚すること。
それをその場に段々近づけて、いつか、ジャストのタイミングで、私はこうです、と言って押し通す。それをすることがまさにリセットです。
頑張って。あなたを取り戻す、聖戦だよ、これは。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項