本当は違ってた、私じゃなかった。
手にイッパイの、とてもじゃないけど、抱えきれない仕事を、抱えてた君の仕事
を手伝ってる内に、色んな君を知り、手を貸した。
確かに確かめ合えた2人の気持ち。
でも、気がついたら、私は彼に、はめられストーカーとして処理されてた。
私じゃないのに、その電話。
1日に何度も掛かってくるって言う、イタズラ電話も、結局私じゃない。
なかなか会えないからか、仕事中にも、毎日ひっきりなしに掛けてきてるってい
う彼女じゃね~の?
君を知ってる奴らじゃね~の?
と言った所で、信じてくれる人は、そこには居ない。
会社なんて、そんなもの。
わかってるけど、悔しかった。
えぇーい! なら本当に電話掛けてやる!
と、一度だけ。
それを彼が何故求めるのか判らないが、もう、関係ない!と思いつつも、応じた
ら、それを証拠に使うよ!と後で連絡。
何それ?
私って、バカみたい。
あれから、私は、人を信じない。