この前は暗い話をしてしまったので、今回はちょっと明るいめの話を。
私は、曇りの日が大好きです。小雨が降るでもなく、すぐに晴れるわけでもない、そんな天気が。
もちろん、晴れる事に越したことはないですし、雨は雨で匂いが好き。
でも、天気の中で何が好きかと聞かれたら、夕暮れに差し掛かる時の曇り空。
世界がね、灰色になるんです。太陽の光が届かなくなるから、街は色彩を無くす。
だから、人工的なモノトーンの建物やガードレール、アスファルトが自己主張するんですよ。
灰色の空に、足元には真っ黒のアスファルト。両側に汚れた白い家の壁。
前には無機質なガードレールが続いている。
ちょっと息を吸い込むと、排気ガスの臭いに混じる雨の残り香。
(実際私が体験した風景なんですけれどね 笑)
なんか良いなあって思って、帰路につきました。雨がいつ降り出すかわからない天気なもので、私のように歩きの人はいなくて、初夏に近付く沖縄のくせにちょっと肌寒い。そんな一日。
異国に来たみたいでした。
案外、見つけようと思えばその街の美しさって何処にだってあるんですよ。それを見つけるには、ちょっとだけ立ち止まる勇気と、小さい事でも喜びを感じる余裕。
……いや、なんか読み返すと何が言いたいのかわからないですね。まあいいや(笑)
読んで下さりありがとうございました!
あなたの幸せを祈って。
Maria*
ななしさん
感性が豊かですね~!!
とってもステキなことだと思います。
何気ない風景を美しく感じる心があれば、日常の生活も何倍も潤いのあるものになるでしょう。。。
私が住む町はどこにでもある田舎ですが、水田の中を一本道が通っていてその向こうに森が広がっている場所があります。
私はその場所が『となりのトトロ』に出て来る風景に似ているので勝手に『トトロの森』と呼んで、時々ブラッと出かけたりして、お気に入りの場所になっています。
もう少しすると田んぼが緑の絨毯になって、森の緑とのコントラストがとても美しいです♪
一年のなかでもこの季節が一番好きですね!!
日常の風景の中にも、ステキな風景ってけっこうありますよね(*^_^*)