私は結婚します。
二十数年間お世話になったこの家を出て、遠く遠くへ嫁ぎます。
結婚すると両親に告げた時、両親はとても喜んでくれましたが、嫁ぎ先がとても遠方だと知り、少し戸惑っていました。
しかし父は『お前が選んだ男なら』と許してくれました。
父。
父は我が儘で気分屋で、ちょっと自分の思う通りに行かないと、母や私達姉妹を怒鳴り散らしました。
私は毎日父の顔色を気にしてビクビクしながら生きてきました。
そして私達姉妹がどんなに勉強や運動会で頑張っても、
『それ位の事誰でも出来る』
と貶すことはあっても、一度も誉めてくれたことはありませんでした。
そんな父だから、大きくなると私は反発をするようになりました。
十代の頃はとんでもない迷惑も度々かけました。
父が周囲に頭を下げる姿を見て、
『ざまぁみろ』
そんな事も思っていました。
しかしその内とうとう警察のお世話になる事件を起こし。
『こりゃとうとう勘当だな』
と思い、父と対面した時。
殴られると思いきや、父はこう言ったんです。
『俺はな、お前がどんな事をしようとも、お前は我が家の宝やと思うとる』
宝。こんな私を我が家の宝だと言った。
何かが決壊するように号泣したのを覚えています。
私はその後更生し、社会人として生きてきました。
そして旅立つ私に、両親はにこやかな笑顔と温かい言葉をもって送り出してくれようとしています。
『我が家の宝』
この時の言葉、一生忘れません。
お父さん、お母さん、本当に、本当に、ありがとうございました。<br><br><center>[この宛メをメールで取り寄せ(空メ)]</center>
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
結婚おめでとうございます(^ω^)
ななしさん
すてきな家族(σ3・`)
ななしさん
ないてしまいました
私もいま悩んでいるのです、
やっぱり親は親なのですね…、
ななしさん
おめでとう~
好きなひとのそばに居られる ことが
どんなにしあわせか味わってみてください
おしあわせを祈っています。
ななしさん
いいお父さんですね。
遠くへ嫁いで離れてしまってもご両親を大事にしてあげてください。
ご結婚おめでとうございます。
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