今日の体育の授業は持久走でした。
学校の周りのアップダウンの激しい道を3周、2キロ近く走らされました。
持久走嫌いです、しんどい、きつい、しかも制限時間内に走りきらないと、放課後にまた3周走らされる。あー嫌。もう憂鬱すぎてしかたなかったんです。
案の定走るとやっぱりきついし、今の時期はとても寒かったです。
天気は曇りだけどところどころ青空が見える。雨だったら走らなくてもよかったのに。
2周目に突入したとき、
ふと近くにある小学校の運動場を見たとき、小学生が体育の授業か何かでサッカーしてました。
サッカーするの大好きで、ものすごくうらやましかったです。
そして偶然空を見ると…
雲の切れ間からとても綺麗に、
太陽の光が漏れてるんです。
なんか、天国への階段みたく光がところどころからさしていて、
「あーあたし、走ってたらしんどすぎて死んじゃうんだ」
と錯覚してしまいそうになるくらいに綺麗でした。
走りながらずっと見てました。ずっと頭の中にはα波が流れてるかのように、心だけ癒されるました。
写真とかテレビでしか見たことのないような綺麗な景色で、疲れがふっとんだ気がして、無事走りきることができました。
久しぶりに、嫌なことがいいことに変わった気がします。
すごく幸せになりました。
最近嫌なこと続きで、あたしのうざい性格からか友達みんなが離れていく。
だからなおさら癒されたんです。周りは冷たい人ばかりだけど、あの光は優しくさしこんでいました。
走らずにさぼってたら、
あのすばらしい景色には出会えなかった…
次に走る時も、ああやって綺麗な景色に出会えたら…とあてもない望みをここに書いておきます。
写メにして待ち受けにしたかったくらいですが、さすがに体操着の中に携帯をしのばせて走るわけにはいかないので…
でも、形に残さなかったことで、
次にあの景色を見るためにまた走れると思います。
世の中のすべてが、
あの光みたいな優しくあたたかいものであればいいのに…
砺
[この宛メをメールで取り寄せ(空メ)]