病室の中から見る、外の世界を
わたしは知らない。
あなたの方が、痛みを伴うという
苦痛を背負いながらも
内側にいる者にしか見えない世界を
あなたは知っている。
肉体の外側には、派手な出来事はなくとも
内側で感じ取るあれやこれやは
健康が日常の、部活帰りの子や、
夕げの支度に急ぐ者には
おそらく天に向かって
大きく背伸びをしてみても
あなたの感じ取るものを知るまでには
行かないのではないか?
わたしの中ではこの小瓶
流れて行ってしまっていて
いま初めて読みました。
彼はどうしているのでしょうか?
彼のお母さん、お手隙のときでいいから
彼のその後を教えてください。
出来ればでいいです。
興味本位です。
回復されていることを、切にお祈りしております。