かねてから志望していた国立の赤本をびきびきに破いてやった。
なんだ大学受験の失敗ぐらい。
その先の人生でもっと素敵なことを成せるはずだ。
他の大学には入れるのだから、そこで悔いのないよう生きるだけ。
身の丈に合った場所で、精一杯勉強して、そこで気の合う友達と出会って、いっぱい楽しみ、いっぱい悩めればいい、それでいい。
大学受験に成功した人達は私のような人を負け組と呼ぶだろうか。
そんな人は終着点を大学、もとい学歴としてしまっている人なのだろう。
私より偏差値の低い看護系の公立に受かった子は、これが私の夢だったの、と涙を浮かべつつ言った。
あの子は、きっと、これからも夢へ夢へと邁進するだろう。
私はその時から、その子を心より尊敬している。
そして、私にとっての気づきをくれたことに感謝している。
大学は通過点の一つだということ。
私には夢が特になかったから、とりあえずいい大学に行こうと必死になっていた。なりすぎていた。
それでいてひどく利己的だった。周りが見えなくなっていた。
でもその一年間が、今の私に、人のために生きようという気持ちを深めさせてくれた。
これからどうしようか。分からない。分からないけど、自分に納得のいくような自分になろう。
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ななしさん
あなた、良いと思う。
同い年だった時の私より、ずっと。
私はもっといい加減な気持ちで決めて、大学に入ってからも数年悩み続けた。
きっと、頑張れる人は何処にいても頑張れるし、輝ける人は何処にいても輝ける。
あなたの人生、これからが楽しみだね。
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