最近、私は和歌にはまっています。
その中でもとくに「恋の歌」が好きです。
美しく紡がれた言葉の流れと、胸を押し潰されるような切なさがあの短い瞬間に収まっていることに強く心を惹かれると共に、今は亡き歌人たちのその人生をも識りたいと思わせてくれます。
とある歌に『私が夕暮れ時に空を仰ぎ、雲を見つめるのは何故でしょう。きっとそれは雲の上にいるあなたの事を想っているからなんでしょうね』という意味のものがあるのですが、この歌は1000年以上も昔に作られたとは思えないほど、現代に生きる私の心に深く深く刺さりました。
確かにそうです。私もよく空を仰ぎ、まさに触れることも出来ない高嶺の花と呼ぶべき方を想って雲を見つめることが多々あります。どんなに苦しくて辛い時でも、きっとこの歌を思い出せば自分のいる状況を思いだして心を静めることが出来るでしょう。
皆さんにはお好きな和歌はありますか?
もしもお気に入りがありましたら教えていただけると嬉しいです。
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ななしさん
万葉集三巻収録
沙弥満誓さんの
【世の中を 何に譬えむ朝開き 漕ぎ去にし船の 跡無きごとし】
(この世の中を何に譬えようか。 まるで、朝、海へと漕ぎ出した船の波の跡が残っていないかのようだ。)
が結構考させられる和歌で好きです。
古今和歌集とかも読みましたけど、源氏物語に載っている和歌とかも結構好きです。
万葉集は、一般の人たちが詠んだ歌とかも多くて(その分、量も多いですが)好きです。
日本の言葉は、綺麗ですよね。
硝子玉
ななしさん
和歌ではないけど、小学生の頃百人1首の漫画にはまってしまい、「西行」というお坊さんの生き様に惚れました。
(去年の大河ドラマで、出家シーンをやっていて、とても美しかったです)
この人は「願わくば、桜が咲く木の下で死にたい」みたいな歌を詠んで本当にその通りに死んだ人です(・・;)
私は和歌…と言われたらわからないけど、「うた恋。」という漫画を進めます。
歌を詠んだ背景がわかると、その歌に対して愛着がわいたりします。
僧正遍昭の「天つ風~乙女の姿 しばしとどめん」の歌とかそうです。
是非ご覧ください!
ななしさん
【小瓶主さんからお返事きたよ】
お返事ありがとうございます。
本当に、綺麗な言葉ですよね。もっともっと和歌を知りたい、と改めて感じました。
実はまだ源氏物語をしっかりと読んだことがなかったので、これから読んでみようと思います。
漫画のオススメありがとうございます。
必ず読みます(^^)/
ななしさん
自分で結婚相手を選べない、政略の道具にされた昔の女性の恋心は切なさを感じますね。
小野小町の歌を一つ
うたた寝に 恋しき人を見てしより
夢てふものは 頼みそめてき
ななしさん
「思いつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」
和歌、私も大好きです!
短い言葉の中にも沢山の深い想いが詰まってて、詠まれた背景を知ったりするのも楽しくて…
何気ないありふれた風景を詠んだものでも情景が浮かんでくるようで、昔の人の感性ってすごいと思います。
ボカロの刹月華も歌詞に和歌など沢山散りばめられてて良く聴きます♪
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