授業が終わった。
バケツをひっくり返したみたいな雨が降ってる。
傘もってないよー、なんて声がきこえる。
外に出るのをためらってるみんなを置いて走る。
傘をさして自転車にのってゆっくり帰る。
水の深いところがある。衝動のままに突っ込む。
自転車が半分くらい埋まって、倒れそうになる。
私はいそいでペダルをこぐ。
こぐと足が水にどっぷり膝まで浸かる。
うわー、うわー、って言いながら水の少ないところまでこぐ。
靴の中に水が入って、ペダルを踏むたびに気持ちいいのか気持ち悪いのかわからない感触がする。
歩いてみる。
かっぽかっぽ。なんとなく情けない音がする。
なにかがおもしろくて笑ってしまう。
水を蹴って遊びながら帰る。
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ななしさん
傘さして、水が靴に滲みて、靴下がぬれてきて。
それでも、ひらり、ひらり。
みずたまりをよけて。
リズムよく、とんとん跳ねるよう。
時おり、みずたまりに映る影みたいな自分をみつめて。
最後はみずたまりにばっしゃん！
硝子玉
ななしさん
靴の中に水が入って、まさに、かっぽかっぽ、いいますねー＊
私は、霧雨も好きですが、こういう、くそ～もう、どうでもええわ～
雨、満載！てのも、一周廻ってきらいじゃないです。
たのしい小瓶ですね！
まいたん
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