帰省途中だがここまで来るのに大変だった。
乗り物恐怖症で電車に乗るのが耐え難い苦痛だ。1時間を超えそうなあたりから気が滅入ったり狂いそうになる。だから仕事先は電車で30分くらいのところを選んできた。
帰省先の田舎までは長い。新幹線を使って乗り継いでも4〜5時間、高速バスは半日がかりだ。長時間移動しなければならないことを思うと、前日から心臓がドキドキして嫌な汗をかく。寝苦しくて眠れない。睡眠不足でイライラする。
結局、予約した高速バスは乗れず、乗り過ごした日を1日休憩に充て、やっと新幹線に乗った。寝起きで意識がボワッとしているうちに、薬を飲んで人格を変えて。
今、新幹線も1時間を余裕で越えてるのだが、これはまだ良い。新幹線の1時間は耐えれそうだ。問題はその先だ。普通電車での1〜2時間。これが気が滅入る。狂いそうになる。
あまりにも長すぎる停車や待ち時間、田舎の殺風景な景色が気が滅入るのだ。窓を開けて身投げしたくなる。
せめて死ぬのが許されないなら引き返したい。あるいは途中でホテルに泊まりたい…いや、泊まりたくないな。
なんでこんなに辺鄙で仕事のない遠いところに住んでいるのか? 休みをたくさん取っても行きと帰りが移動日で2日潰れる。嫌がらせをしているのだろうか?という妄想も浮かんでくる。
年とともに気が滅入ってふさぎ込むことが増えた。正直、もう楽しいという感覚がない。楽しいとは何なのか?何で昔のオレはあんなにいろんな事が楽しめていたのか?何で平気でこの苦痛な距離を移動できていたのか?
周りの人たちはなぜ生活を楽しめているのか?何かに感動できたり気持ちを揺さぶられたりできるのか?分からない、分からない。謎すぎる。
オレの住んでいるところはこの年の瀬、3〜4日おきに人身事故が起こった。いずれも確信犯での線路への飛び込みだ。年の瀬でなくても月2〜3回は起きている。痛そうだからやりはしないが非常に気持ちが分かる。
実際、最後を迎えるつもりだからこそ無理やり気持ちに鞭打って今回、帰省をしているのだ。帰省中に最後を迎えられなくても最後の帰省にはなるだろうから。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください