数ヶ月前まで
落ち込んでいるときは暗い顔をして心配してもらおうとしていた
でもそれは意味がないと知った
幾ら泣きそうな顔をしていても
先生達は誰ひとり私のことを見てくれなかった
だから
今度は笑顔を作るようにした
そしたらあらびっくり
あきらかに前より先生達が寄ってくる
なんだ、そういうことか
めんどくさそうな生徒には近付かないんだ
なんでもっと早く気付かなかったんだろう
馬鹿だな
あの大好きな先生とも
笑顔を作れば簡単に話せたんだ
私はどれだけ無駄な時間を過ごしたのだろう
でも
ひとつだけ欠点があった
ひどく、疲れてしまうことに気付いた
大好きなあの先生と話すには笑顔を作らなきゃいけないのに
笑顔を作るだけで疲れてしまう
壊れそうになった
もしかしたら
もうとっくに壊れているのかもしれない
それでも私は
笑わなきゃいけない
泣いちゃいけない
落ち込んじゃいけない
暗い顔をしちゃいけない
私は壊れたって構わない
だって
壊れることなんてないんだから。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください