今日、赤ちゃんが産まれるまでの過程を知った。
妊娠8週目で、赤ちゃんは性の分化が始まって、男か女かに分かれるそう。
性器にあたる部分は、元々分化の前は同じ形をしていたのだそうだ。
みんな同じところからスタートしたってことだよね。
でも自分は男性に産まれた。
それはお母さんのお腹の中で自分が選んだのか、自分の意志でない何らかの力でそうなったのか
(そもそも胎児は思考できるのかどうかは疑問だけれど)。
時々、自分の体が恨めしく思うことがある(トランスジェンダーではないけれど)。
ちんこがついてなければ、もう少し誰かを傷つけずに済んだのだろうかと。
できれば、誰かに性欲を差し向けたりしたくもなかった。
男性器は、人の人生をも左右しかねないものだから、扱い方を間違えたらあまりに危険。
「男ならエロいことに興味を持って当然」と言い聞かせられてきたし、自分もそうだと思ってきたけど。
やっぱり暴走したら危なすぎるし。
かといって性欲を止めることもできないし。
いぼを取るようにちんこを取ることもできないし。
取るのはお金かかるし怖いと思うし。
「男なら強くあれナヨナヨするな、クヨクヨするな、男がそんなに弱そうにしてるのは気持ちが悪いぞ」。誰かは言う。
そんなに簡単に割り切れたら苦労してない。
じゃあ死んで生まれ変わるか。それはダメ。親が悲しむ。しかもまだやりたいことはある。その上生まれ変わったとしてもまた同じ体に産まれる可能性がある。
体のパーツを誰かに交換してもらうことはできない。「ちんこはいらないのであげます」なんてできない。
あらゆる臓器や器官が有機的につながっている人間でなくロボットに産まれていればできたかもしれないが。
人生は一度きり。果たして自分は人生の終わりまでに、自分の体を愛して生きぬくことはできるだろうか。
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