わかって欲しいのー！ってだだを捏ねている子供。拗ねて癇癪を起こしている。怒りの対象めがけて突進したくなる。ぽかぽかと殴り

わかって欲しいのー！
ってだだを捏ねている子供。
拗ねて癇癪を起こしている。
怒りの対象めがけて突進したくなる。
ぽかぽかと殴りたくなる。
泣きたくなる。
しかし身体はもう大人なので
満足しようと思ったらボコボコにして
殺したくなるのでできない。
カラオケで絶唱しても絶望は癒えない。
泣けない。
何かを蹴り上げたくて足が疼いている。
あまりの疼きが転じて脱力感となり
クラクラした気分になる。気持ち悪さ。
頭と足がひっくり返るみたいな心地。
ベッドで転がっているのに疲れている。
息苦しい。
眠りたいのに眠れない。
怒り、絶望、かなしみ
何を感じているかもわからないまま
全部身体に出てくる。
だれかわかってくれと
弱々しく呟きたい気分。
誰か私の絶望を知ってくれと
軽んじたりしないで欲しいと
怒り疲れた子供が力無く呟いている。

最近は、大学のカウンセラーと話をしているときに「笑」が語尾についただけで絶望的な気分になってくる。
普段はハキハキとした声がどんどん絞られてか細くなっていく。代わりに私の気持ちをバカにするなという激しい怒りがもたげてくる。
昔は当の自分が一番ヘラヘラしていたくせにね。笑っちゃうな。

自分にもこんな怒りの感情があるということを知らなかった。
わかってほしいわかってほしいと喚き散らす姉を反面教師に？それとも適応のために？とにもかくにも自分はそんなことは言わないようにと望まないようにと生きてきたのに、結局身体は正直だ。

誰も分かってくれない。
誰も分かろうとすらしてくれない。
それどころか、目の前に差し出したものには必ず唾を吐きかけなければ気が済まないとでもいうのか。
死んでくれ
私を理解しない奴はみんな
と、怒る気力も殴る気力すらも無くなった口からこぼれてくる。
無差別なかわいい殺意だね
何を分かってほしいんだろうね。
何を分かってほしかった？
怒りが燻り続けている。
もう一回カウンセラーぶっちしよかな。
文句を言ってもさらに傷つくだけだと知っているからただただ逃げたくなるだけの人生。
私を分からない奴からは無言で逃走し
私を分かってくれそうな人からは
見捨てられる恐怖で逃走する。
人生ってこんなに難しかったんだね。
知らなんだ。なんなんだ。
どうしたら幸せになれるってんだ。笑

笑わないでよ私の人生を。
軽んじないでよ。
キレイなことにしないで。
汚いものとして見つめて。
なかったことにしないで。
わたしを悪者にしないで。
グチャグチャになったものから
目を背ける人間が大嫌い。

私は繊細なんかじゃない
ずっと鈍感に生きてきたのに
そのことに対する感謝すら忘れたのが
お前らだろ。
わたしはお前らなんかよりずっと
現実を、世界を、人間を見つめてきた
だから疲れてしまっただけなのに
わたしのことなんて
本当にどうでもいいんだね
わたしが見てきたことから
また目を逸らそうとするんだね
興味があるフリをして。
わたし
なんていなければよかったんだ？
じゃあ産まなきゃよかったね。
お人形遊びでもしてればよかったね。
永遠に子供なひとたちだからね。
しょうがないね？
死んでくれ。