最近の無駄話。長いですが、暇な方はどうぞお付き合いくだせえ。ああ～… いつの間にか生えてたツクシんぼも

最近の無駄話。長いですが、
暇な方はどうぞお付き合いくだせえ。

ああ～…
いつの間にか生えてたツクシんぼも、
細くて青々としたスギナに変わっちまって…

春なんやのう。

いつの間にか出てきたおたまじゃくしも、
いつの間にかカエルになっちまって…。
はあ庭を駆けずり回ってるねえ。

ハエもいつの間にか家に入り込んじまって。
ありゃ。
コイツは服に穴を開ける虫じゃねえか！

何で俺の部屋に居るんだよ！
おら！出てけ出てけ！
と、摘まんだは良いものの、
鼻が痒くて仕方がない。

部屋の扉に手を差しのべたその時、
「「ヘエックショブフゥ！！！」」

????

ん？摘まんだ虫がいない…
まぁいいや。
（なんにもよくねえ）
半ば諦めぎみに外に出て、
春の強風を味わった。
爆弾低気圧だったかな？
プーさんの風の強い日を思い出す。
カラカラと転がる葉っぱ。
もしここが荒野ならば、
丸まった草がよく転がるに違いない。
ウエスタンな場所で決闘…
銃を構えて３つ数える…

…１

２

「「ブヘエックショブフォゥ！！！」」

…????


…さて、春風に吹かれて、
俺のくしゃみは何処まで飛ぶのやら。
おお、くさめえくさめえ。

と暫く春の心地に浸っていると、
背後にブーンと低い羽音が
「スズメバチじゃねえか！！」
と焦る内心、
不思議なくらい冷静になっていた。

春だなあ…ああ春だからだよなあ。
そりゃ春だもん。
ハチだって出てくるよな。

スズメバチは木の葉っぱに止まっていたが、
風が吹くといきなりブーンと、
その重低音を響かせて「やっぱりこええよ！！」
…と言ってないよ！？
蜂は喋んないよ！！？
位にその時は焦ったわけだが、
どうやらスズメバチの様子がおかしい。
強風に煽られて、
地面に落ちた様にしか見えなかった。

ゆっくり近付いてみると元気がないようで、
足取りが覚束ないように見えなくもない。

とそこへ母親が「殺す？」
と聞いてくるものだから、
弱ってても容赦ないな…
やはり害虫ではあるんだな。
と黄色と黒のストライプを見つめながら、
ただただ何とも言えない虚しさに包まれた。

そして暫くして、
殺虫剤がなかったために、
いつの間にか存在を忘れられ、
母とご近所さんの会話の、
話題の隅に追いやられた蜂は、
その場から姿を消し…！！？
何でおらんのや！！

風に飛ばされたか、
風に乗り飛んだのか、
はたまた弱々しいのは演技で、
人間の目の隅に入っていない時に逃げたのか…

恐る恐る肩を見る。

背中を見る。


ズボンを見る。


さりげに鼻毛を抜いてみる。


鼻毛によると
風は向かって左側へ吹いているようだ。

どうやらスズメバチを
完全に見失ってしまったらしく、
どうでもいいことをしてしまっていた。

だがよくよく考えると、
スズメバチの居た近くに、
小さな低木の茂みがあるではないか。

俺はそこに目を凝らした。

因みにコンタクトをしていたが、
風にさらされたからか乾いて少し痛かった。


二、三度しっかり瞬きをして、
二、三度茂みを見た。


…


…


…


「……いねえな…」
やっぱりいなかったのだった。


母とご近所さんの立話が終わる頃に、
もう一度、茂みを覗いてみ「ブーン…」
蜂だ！蜂が飛び出してきた！！

その時リアルに「ブファッ」
と声が出たとかは秘密だ。

だけどソイツはスズメバチではなく、
どう見てもアシナガバチだった。

してやられたよ。
空の上で意地の悪い誰かさんが、
ほくそ笑んでるに違いないね。

いやー。春ってこえー。


（そのあと、例の服に穴を開ける虫を、
寝ている間に食べた気がしたのは、
気のせいであって欲しい、
いやそうに違いないと思いたい、
小瓶主であった。）

へへっ…
人ってさ、年に数百匹程度は、
虫を食べてるらしいぜ…

へへへっ…

へっくしょい！
（これを書いてるときにはでなかった）
鼻毛が伸びすぎてムズムズするから、
鼻毛をカットしたのは良くなかったよ…

これ鼻毛チクチクして痛い！！
ティッシュで鼻拭くとき、
痛くて鼻水余計出てくるよこれ！！


さて、いつの間にか日が昇りましたので、
これにて失礼します。
今回はちょっと短め…だった筈。多分。

こういう時間の無駄みたいな小瓶だって、
あってもいいじゃないか！
そうだろう！？

春なんだから！
（夜通しのテンションで）
無駄と言えば、何でも髭とか無駄毛って、
生えてくるんだろう。
アゴジョリジョリしてきた。


蝶になりたい蛾
（読み返してみたらこれ丸っきり変な人や）