『生まれ変わったら、ずっと一緒にいようね』
と笑う
無邪気で純粋な君の笑顔が眩しかった
何もかもが遠すぎた…
女としての綺麗な時期を過ぎた私に,これから輝く人生が待っている君と,最初から結ばれる事は望めないのは分かってる
分かってるからせめて
この不思議な関係を壊さない道を選ぶしかなかった
君はいつか去って行くのかな
君に相応しい彼女ができたら
君は…私を忘れるのかな
その時私は…
笑って見送る事ができるのかな
私を愛してると泣きそうな顔で言ってくれた
君が言う『愛』は
『女を愛する意味』じゃない事も分かってる…
晴れた大都会の空の下
私に捧げてくれた
『全ての最初』
『後悔はないよ』と真っ直ぐな目をして微笑む顔が忘れられない…
by小桃