ごめんなさい。全てに対してそう思う。
以前、傷つけられたと思うことがあった。けれど、よくよく思い返したら、傷つけていたのは私の方だった。大人になった今になってやっと気付けた。
被害者面していたくせに、加害者だった。肝が冷えた。ごめんなさい。許されない。
傲慢な自分は、多分自分を守ることに必死だった。それが他人を傷つけて良い免罪符にならないことは、あの時に気づけなかった。
ねえ私、どこまで最低な人間なの。本当に生きている価値が無いね。
他人にとっても自分にとっても、死ぬべき人間だ。今すぐその首を絞めてしまいなよ。なんて、それすらできない無能なの。
死にたいと叫びながら、どこかで許しを乞うている。ダメだよ。わかっている。うん、もう、死ぬしか無い。出来れば楽に死にたいと思うことは、許されるだろうか。