宛名のないメール

ここに来てから一年ちょっと。
お返事をくれた何人もの人達が不穏な言葉を残していなくなった。
無事に生きていてくれているのだろうか…
結局私にはなにも出来ないんだな…

とりす

196926通目の宛名のないメール

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お返事が届いています

とりす

（小瓶主）

みんなの味方さん、お返事ありがとうございます。

現実でもここでもいろんな人達の身の回りや心の中で起こっている事についてなす術もなくおろおろして、ただ思った事を書いているだけの私にそんな風におっしゃって下さってありがとうございます。

生かすことは救うことじゃないって、その通りかもしれません。

とりす

（小瓶主）

ゆきさん、お返事ありがとうございます。

ゆきさん、お心遣いありがとうございます。実は私はゆきさんが思うようには思っていないんです。

助けてあげようとか、助けてあげられなかったとかそんな気持ちとは少し違う気持ちでいます。自分にそんな力があるとも思っていません。

どうしても自死した義妹や身内の事を、その心の内を思い出してしまうのです。もしかしたらその辺りは身内が自死した遺族でないと上手く理解するのは難しいのかもしれません。

今その人達がどうしているのか分からないままなのも仕方ない事だと思っています。
もしもここが必要なくなって元気でいてくれたのならそれが一番いいとは思いますが、それも本当の事はわからないし、そうやって自分の心を慰めようとも思わないのです。

ただその苦い現実に呆然としたままという方が正しいのかもしれません。

s　みんなの味方。

わたしは、とりすさんはものすごく大きな事をしていると思う

あなたからたくさんお返事もらって

何度も何度も救われた

変なことを言うかもしれないけれど、

わたしは、生かすことは救うことじゃないと思ってる

あなたは、沢山の人を救ってると思う

わたしもその一人

ありがとう

ななしさん

いなくなった人達がどうなってるかは分かりません。

戻ってくる必要が無くなって、元気でやっていると思うしかないです。

自分が何も出来ないと嘆く必要もないと思います。

『助けてあげたい』という気持ちは良いと思いますが『助けなくてはいけない』とか『助けてあげられなかった』って感じたら自分が潰れると私は思います。

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以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

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ここに来てから一年ちょっと。お返事をくれた何人もの人達が不穏な言葉を残していなくなった。