うちの母のゲップは変わっている。
(たぶん、ゲップする瞬間に、声を出すからだと思うけど。)
決まった音がなく、説明するのが難しい。
そんな母のゲップエピ。
受け付けないよ!、な人は、消去をどうぞ!
エピ、いち。
スーパーで買い物編。
母『※みー、今日、スーパーでねぇ。』
私「うん。」
『ゲップしたらね。』
「…うん。」
『隣にいたお客さんがこっち見た。』
「ぷっ。…なんてゲップしたの?」
『うーんとね。…ぼォォッ!。』
↑
やっぱり再現はムリでした。
『うん。シュバッって振り返るん、解る気がする。』
※[みー]は、私を呼ぶ母の愛称のひとつ。
エピ、に。
『みー。』
「んー?」
『今日ね、トイレでね。』
「うん。」
『ゲップしたのね。』
「……うん」
『入った後、トイレに入ってた人がね、トイレから出て、手を洗ったのね。』←母より早く入ってた人が居たらしい。
「おー。んで?」
『ちょうどその人が手を洗い終わった時、ゲップしたの。』
「なんてゲップ?」
『うォォッ!』
↑
やっぱ再現は(以下略)
「…ぶ。ふふ。んで?」
『ものすごい勢いでドア叩かれた。』
「……っ!」
『ドンドン![大丈夫ですか!?]、
ドンドン![気分悪いんですか!?]、
ドンドン![大丈夫ですか!!]って。』
戸を叩くジェスチャーが、危機迫ってる感じです…。母。
『気分悪くて吐いてると思ったのかね、エライ心配してくれたのか、めっちゃ必死に叩いてた。』
「…ふ!…あはははははははは!なんて返したの?…はは。」
『まさかただのゲップだって言えないから、ちっちゃい声で、『大丈夫です。』て返した。』
「あはははははははははははは!」
毎回ゲップがゲップに聞こえない母のゲップ。
因みにあくびは
[ぼぉうわぁ。]
です。
硝子玉