凌「先生、、?もっかい言って、、?」
先生の口が動く。
やっぱり何も聞こえない。
涙があふれ出る。
凌「何も、、、聞こえない、、、!」
先生が紙に文字を書く。
【石塚君、今日は帰りましょう。
一日、落ち着いて。それでも聞こえなかったら
病院に行こう。】
頷いて教室に戻る。
みんなは移動教室で教室にいなかった。
支度をして家に向かう。
途中でみくあにあった。
みくあは部活に入っていないから帰るのが早い。
俺に気づいたみくあは何かを話しかけてきた。
やっぱり、何も聞こえない。
返事をしない俺を不審に思ったみくあは
紙を取り出した。
【もしかして、聞こえない?】
頷く。
そのままみくあの家に向かった。
みくあの父「~~~~~~~~~~~~~~」
みくあが説明をする。
紙に書いてみくあの父さんが
【これから検査、するよ。】
といってきた。
検査後ーーーーーーーーーーー
みくあの父さん【凌君はメニエール病で間違いない】
メニエール病が何かわからない俺。
そんな俺にみくあの父さんは資料を渡してきた。
【これを昊さんに渡して。】
何が何だかわからないけど、家に帰ることにした。
みくあの家を出ようとしたその時
ふっと音が少し戻った。
凌「みくあ、、少し、聞こえる。」
みくあ「本当?じゃあ父さんに伝えておくね。」
みくあに手を振って俺は家に帰った。
次回 家族会議